さて、「タマ&ポチ」シリーズも第3回目。
前回、シリキの攻撃で危機に瀕していたこの2匹を
豪腕ネッタイスズメが救い、シリキ組を撃退。
「やれやれ、これで一安心♪」
これからは穏やかな暮らしが待っている♪
・・・と、思われたが------
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さて、その前に…
実は、タマポチシリーズ書いててタイミングを
逃していたんだけど…ここで新入りのご紹介。
▼ニューフェイス(1) ソメワケヤッコ

おさすいでは、毎度おなじみの「ソメワケさん」。
今回の個体は、とにかくやたら調子がいい。
今まで何度も入れたけど元気さは1・2を争うレベル。
大きさはスズメダイにいじめられないよう、やや大きめ。
もちろん1週間経った今も人工餌は食べない。
・・・・でも、しっかりサンゴに餌付いてます。(しくしく)
ハッキリ言って、今回はいける!
やっぱり飼育法云々以前に、元気な個体選びが重要だ。
▼ニューフェイス(2) シマヤッコ

これは、あまり自信なかったけど…
なんかお店で見ていても、調子がいいのか悪いのか
イマイチわからない。
ソメワケは何度も飼っているから本来の動きを知って
いるものの、シマは初めてだけに「?」な感じ。
でも、お安かったんで思い切って買ってみた。
案の定、水槽に入れてからもじっとしてあまり動かない。
それでも元気なソメワケを、はね退ける強さはあるが。
心配していた他の魚との相性は問題ない。
…でもたぶん調子はイマイチ??
なんかやる気なさそう。

さて…
今まで苦楽を共にし、やっと平穏な生活を
手に入れたと思われたポチ&タマ
だが、こーなったら、こーなったで、
今度はポチがタマをジャマにし始めた。
抗争の次は内乱?
小さいシライトイソギンチャクだけに
2匹じゃ狭いらしい。
それに、このシライト…
来たときから調子がいまいちだったが、
水槽に入れてからも、なにやら口から吐いているし、
日を追うごとに調子が悪くなっていく。
で、とーとーこんなふうになってしまった。
▼まるで空気を抜いたアレ。

まさかの盟友の裏切りにより、
三行半を突きつけられたタマ。
この狭い家…というか布団?から、
完全に占め出されてしまうのであった。
そして…
独り、タマの流浪の旅が始まった。
シリキの攻撃を受け、ヨスジに脅され、
水流にもまれ・・・
▼さすらいの冒険者タマの旅路

やがて、
流浪の果てにたどり着いたのが…
▼これだ。

・・・まぁ、何気に、
「ハタゴイソギンチャク」っぽい気もしないでもない。
▼タマ「な~に”住めば都”というじゃないか♪」

「タマホーム最高! わ~っはっはっ!」
▼タマ「うーむ快適、快適♪」

あくあ12 「もしもし、タマさん?」
▼タマ 「…ん? 何か段々狭くなってきたよーな?」

あくあ12 「あんた食われますぜ?」
タマ 「いゃぁぁぁああああああ~!!」
タマは「タマホーム」内に住むのを
あきらめ、ディスクの根元に居つく
ようになりました。
まぁ、油断していると喰われかねない家なんて
住めんわな。 どんな「訳あり物件」だよ。

そんなこんなで引っ越し先に定住したと
思われていたタマ。
しかし、この日の朝、照明をつけてみたところ、
ディスク周辺にタマの姿がありません。
あくあ12 「おいおい…まさか呑まれたんじゃなかろーな?」
しかし、シライトをみると…
そこには、ちゃんとポチとタマが揃っていた。
どーやら夜間に、コッソリ帰宅しイソギン布団に
潜りこんだもよう。
しかし、照明をつけてしばらくたつと、再びタマを
追い出すポチ。
しばらく小競り合いが続いたが、昨日同様、
再びタマは旅立ち、デイスクに移動していく
のであった。
・・・・うーむ。
なにやら気の毒な。

この日の朝・・・・
やはり昨夜のうちに、タマはイソギンに帰宅してる。
しかし・・・
これまた、照明をつけたらポチに追い出され、
再びディスクへ移動。
まるで、毎朝奥さんに急かされて、
「株式会社デイスク」へ遠距離通勤する
会社員のようである。
こうして、「さすらいの冒険者」タマは・・・
サラリーマンにジョブチェンジしたのでした。
----つづく----
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