徹夜明けに、水換えしてみた

徹夜仕事が終わり、一息ついたので、

さっそく1杯呑んでいたら…水換え予定日が過ぎてるのに

気付いたので決行することにした。




水換えした

呑みながらしばらく考えた結果…

こぼしたのは、たぶん一口くらいの量だし、すでに海水も

溶いちゃってるし…、





のんだ勢いで…

そのまま入れちゃいました。(テヘッ!)


※その後、特に異常はありませんでした。(ヨカッタ!)




よいこはマネしちゃダメだぞッ!(>▽<)b



「しねーよ!」と思った方は。(そーでない方も)
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らいぶろっく!.

自宅兼事務所の電話機「PRRRRRRRR!」

あくあ12 「びくっ!」 「…はいOffice●●です。(自営の社名)」

お客さん 「ああ●●●さん?(本名)、 どうも~△△△です。ところで、アレまだできません?」

あくあ12 「あ、アレですかー? いまちょっとたて込んでおりまして…ハイ!、なるべく早く、今晩中にはなんとか…
申し訳ございません~。、ええ最優先で。はい、はーい、じゃ失礼しま~す。ペコペコ」…ガチャ!



…このときマジで「ウスコモンタワー」を造っていた私。

(受話機についた水中ボンドが未だに落ちんわ…。)


こんなオイシイBlogネタ(笑)を、前回のとき書かなかったのは、「センスねーな!オイ!」とゆー、ツッコミで、
キリよく終わらせたかった、というのと、ダラダラ長くなっちゃうんで、「ま~、次回にとっておこうかなー?」
と、思ったからでしたが、そろそろ「ネタの賞味期限」が切れちゃいそーなので書きました。

(上記の記事で、梅○さんへの「コメント返信欄」には、このことをちょっと書いてありますけどね。)


さて、いーかげんマトモに働かないとヤバイ状況になってきました。
それにしても同業者や、お客さんに、こんなBLOGをコッソリ書いていることを『秘密』 にしておいてヨカッタ! 
(^◇^)/♪
   (……ホントにいいのか?)




はたらけ

※空き缶を人に向かって投げてはいけません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

…ところで、今年の9月18日から、現在の「お財布にやさしい…」という、このタイトルに変更し3ヶ月目を迎えました。

その前は…「海水魚水槽とその他の趣味と時事の日々雑感」…だっけか?
なんだか忘れちゃいましたが、それは、それはなんともお堅いタイトルでした。(↑こんなキャラもいなかったし。)

さて今回は、前回までに悪事を全部吐き出してしまった上に、水槽も特に問題がなく、特に書くことがなかった
ので、カンタンな自己紹介を含めて書いてみました。

まぁ、大して役にもたたない、ふざけた内容ではありますが、マイペースで楽しみつつ、(こっそりと)続けて
いければなー …と思います。

この場を借りて、こんなものを読んで応援くださる方には、いつも感謝です。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、今回はどうしようか? 


水槽は相変わらず平穏…完璧だ! 私に「死角」などないっ!
111122 008

しかし同時に「書くこと」もない!

いかん、またこれで終わってしまっては、「イロモノblog」というイメージが定着してしまう。
いや、今回は「水槽」のことすら書いていない。
ブログ村に「観賞魚 イロモノ部門」なんてない。 なんとか内容を「海水魚部門」にしなければ………。

                         〇
                         〇
                         〇
                         
そーだ、そーいえば、うちの水槽のエース(笑)、ショウガサンゴが成長してきました。

色が白から、やや褐色になってきましたが、先端の形状が丸く、密になってきたのがわかります。
シヨウガ変化
ちょっと、撮影角度が違いますが、結構このサンゴは成長が早いみたいですね。
「粉ふいた」ように見えるのは、ポリプがふさふさしているからです♪

以前も書いたように、ウチにはリアクターなどとゆー高級設備はありませんが、「アラガミルク」を規定量より
少なめにして、足し水と共にポタポタと添加しています。
大体、経験則で「KH」と「Ca」が安定する量がわかっているので、そうしています。

照明は、150wのメタハラ(16000K)と「Grassy LeDio 27w」のブルー&ホワイトを照射してますが、水槽の
高さが60cmあるし、私の主観では、「少し弱いかなー?」という感じですが、特に問題はなく、成長部分の
蛍光グリーンもバッチリで、特に維持するには問題ないみたいですよ。(写真だと茶色くみえますが)

あとは、例の「ヤドカリ」と「魔王:サンゴイソギンチャク」に気をつけるのみです。


…やっと、内容がマトモになってきたと思ったら、終わってしまった。
念のため、もう少し内容を充実させておくことにしよう。





えーと、他には………やっぱりないや。 





あ、そーだ!こうなったら、自分のお気に入りのBLOGみて、おもしろそーな記事内容パクって
しまえばいいんじゃね…? (あくあ12:悪  …まさかの再登場


すばらしい! これで、きっとランキングも急上昇するにちがいない!

オーホッホッホッホッ! あーはっはっはっ!



どーれどれ、なになに…ええと、タテキン?とかクマノミ?…カニとかシュリンプ幼生とか…

その他にも、いろいろあるぞ~…ふふっ。



                    


                    


                    


やめろ!

※ライブロックも人に向かって投げてはいけません!(絶対)

おしまい




タイトルをみて、うっかりこのページを開いてしまった方…ゴメンナサイ。
あと、上記のBLOG主の方々も…。


でも、そのうちライブロックについてはマジメになんか書いてみますね。(^◇^)b

ただ…、これから冒頭の理由でしばらく更新は遅れるかも…。





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ヤドカリと対決してみた

緊急指令!

「水槽平和維持軍本部」では、前回「ミドリイシのひさちゃん」を蹴落とし、その前にも、
あの「大崩落事件」を引き起こした前科者、通称:「ヤドカリ大佐」を、これ以上、野放しに
できないと判断。住みかを急襲し逮捕、身柄を拘束することに成功しました。

身柄の確保は、例によって「三角コーナー用ゴミ袋」で行います。
こうしてみると気の毒ですが、これも水槽の平和を維持するため。
…ま、仕方ありません。

111113捕獲

1日目
「…よしよしサンゴも崩れていない。このまま時間をみて出荷するであります。」

2日目
「気の毒だから、少しゴチソウを。…というわけでクリルのカケラを袋の中に
落としたところ、身を乗り出して食べているであります。異常なし、であります!」

3日目(朝)
「変わりない。今日は仕事で外出であります! ゲ~ロゲロリ!(ん?)」

3日目(夜)
…酔って帰宅。「…!?あれ!!」
なにやら(貝の外に)本体がとびでているように見える…であります?。

モア殿!我輩、のみすぎたでありますか?

いや、やっぱり現実だ! あわててとりだす。
(※ややグロ注意、クリックすると拡大画像がでます。)

111118中身?

よくエビの抜け殻でビックリしたことがあるが、このズッシリした質感は…
どうみても本体そのもの。
ヤドカリがそんなに簡単に死ぬわけないと思っていたが…

いったいなぜ? まさか、身軽になって脱出しようという作戦なの…か?




などと、くだらないことを考えつつ、ふと、貝(シッタカ)を、よ~くよくみると…
あくあ軍曹2


なぜだ? …しかも

111118一致!


え?脱皮!

いや…それでも、ハサミの部分の、この重量感&リアリティー、これが「抜け殻」とは、やはり信じられない。

「!?…まてよ、やっぱりコイツは本体で…もしかして、この中にいる方が「抜け殻」か…??」

…と思っていたら







…出てきた。

出てきた!

真夜中に、しかも一人で「しんじゃった?」と思い込んでいたのが、急に動き出すと、結構本気でこわい。




そして、あまりの驚きに、ついびびってしまい…そのまま水槽に投げ込み、釈放。…orz (へタレ)

111118.jpg

翌朝、確認を兼ねて撮影。やっぱりただの脱皮だったらしい。
こちらをみる目つきが、心なしか鋭く感じるのは………きっと気のせいに違いない。

水槽平和維持軍…まさかの敗北




■■■■■■■■■■■■■■今回の話のまとめ■■■■■■■■■■■■■■

A4に約1枚分の文章とオリジナルのイラスト3枚、写真を6枚、3時間費やしたが、…要するに、

「ヤドカリが脱皮した」と9文字で終わるお話でした。

(…そう、書くことないの…シクシク)




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キイロサンゴハゼの憂鬱

前回のおふざけ路線を反省し、久々に今回は少しマトモに行きます。
111113キイロハゼ1
ウチの水槽をみた、たいていの人が、必ず 「あ、かわい~!」 という反応をするのがこの魚。
人気の高さがうかがえます。 これが、「アクアリスト」であれば、なおさら…ですよね?

ところで先日、5匹入れたキイロサンゴハゼですが、現在は4匹が残ってます。
見た目のわりに縄張り意識が強くキツイ性格なので、「ペア以外は攻撃されるであろう」とは予測してましたが…

案の定、弱い個体から「住宅街であるミドリイシ村」から駆逐され、現時点で、とうとう1匹の「行方不明者」を
出してしまいました。 (オマケに今のところペアもできず)

しかし、残りのメンバーはそれぞれの縄張りに落ち着き、非常に元気です。

餌付け自体は難しくはありませんが、大きな水槽の場合、なかなか餌がいきわたらない上、口が小さいので
なかなか人工餌にはありつけないようです。(最近なれてきて人工餌を求めて浮遊するようになりました。)


しかし、ほとんど何も食べてないハズなのに…このイロツヤ。パンパン、ピチピチです。(…なぜ?)
111113キイロハゼぺろぺろ
このように、「かわいい」&「ECOで低燃費(TNP)」と、いいことづくめのキイロサンゴハゼですが、ここに一つだけ
困った事態が発生しました。

それは…今まで、順調に育ち、色が揚がりかけていた「SPS(ミドリイシ)関係」が、全てポリプを出さず、不調に
陥ってしまったということです。

ポリプが出ず、表面が白っぽくなってしまったスギノキ。
111113スギノキ不調
そう、人工餌ではなく「ミドリイシをぺろぺろ」食べてたんですね。

…いやいや、困りました。

当然ここで「、水質が悪いんじゃないのか?」という可能性も考えられます。
でも、「SPS」の中で、なぜか唯一ハゼが入らない「ショウガサンゴ」は、あい変らず絶好調なので「やっぱりハゼの
せいじゃないかなぁ?」…と私は思っています。
111112 ショウガは元気
かわいい魚ではありますが、SPS水槽の場合は導入に気をつけてくださいね。
以上。







「………………」




…と、終わろうと思いましたが、ココだけのハナシをひとつ。
あまり大きな声ではいえませんが、…実はもっと困っていることがあります。

あの「ひさ坊さん」からいただいた「チャイロイシのひさちゃん」

のことです。(超小声)

この「ひさちゃん」、なぜか「キイロサンゴハゼ」たちにモテモテ。

とにかく、ハゼどもからしょっちゅう「ペロペロ攻撃」され続けた挙句…
さらに先日、夜間に 『必殺!ヤドカリ・キック』を喰らい下にあった「スターポリプ」に転落。

朝、私が見つけるまで、そのままであったとゆー事件が発生して以来、本格的に調子が悪くなってしまいました。


10/13の「ひさちゃん」                       11/16現在の「ひさちゃん」
ひさちゃん変化

…やれやれ。
あのとき、「必ず私がしあわせにします!」などといっておきながらこのザマ…orz

こんなこと到底、ご本人には言えるわけもなく、この記事をひさ坊さんが読んでいないことを祈るのみです。

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                          ●
   
                          ●
   
                          ●



ひ、ひさ坊さん!(もしかしてみてた? あ…やっぱり?)

ごめんなさい

あ~、とーとーバレてしまいました。
もう、こうなったら…

また枝打ちして、今度は「ひさちゃんタワー」前回参照)でも作って続編やっちゃう
しかないかも(?) 

※今「ひさちゃん」は場所を変えて療養中です。 





「恋の火はいつか消える…。」

「ウチのサンゴはいつか溶ける…。」




『続きは、Webで…なんてねっ!』  

by/タワー職人「あくあみきひさ」



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チェルブじゃなかった?&ウスコモンタワー落成

先日、「新しい生体追加してみた」、でご紹介した「チェルブ」ですが、あれから岩陰に潜み、
なかなか姿を現さなかったものの、最近ようやく元気な姿を見せてくれるようになりました。

「うんうん、めでたし、めでたし…」

…しかし、ここで疑問がひとつ。
数年前飼っていた個体と比べて、(個体差かと思っていたが)こうして、よ~くみてみると何かが違う気がする。
 
 「?…チェルブって、こんな地味な魚だったけ?」
111113チャイロじゃん

そこで早速調べてみると…。

すいません「チャイロヤッコ」でした…orz

なんてことだ。どうりで安かったはず…。(¥500)

------------------------------------「あくあ12」心の葛藤」--------------------------------

あくあ12(悪)
「し、しかしこのまま公表すると、前回まで偉そうなこと書いておいて、信用がなくなりますぜ?!
いまさらチャイロだなんて…前々回で思いっきり「チェルブ」とか書いちゃってマヌケすぎw。
でも、きっと誰も気づいてやしませんぜ?ごまかしましょう。へっへっへ」


あくあ12(善)
「…いや、や、やっぱり、いつかはバレるんじゃ…ないかなー?」


あくあ12(悪)
「いやいや、”個体変異”と言い張るテもありますぜ!SPですよ!チェルブSP!!」


あくあ12(善)
「…いや、もう上でばらしちゃったし(^◇^;)」


あくあ12(悪)
「…むむむ」

ぐぬぬ

人間、正直が一番ですね!(オマエがゆーな)

でも、いまのところサンゴ(SPSやウミアザミなど)にもイタズラはしませんし、サンゴ水槽に瑠璃色がほしい
と思う方には悪くないかもしれません。地味ですが青いラインがきれいです。
ちなみに尾ヒレまでブルーなのがチェルブ、こいつは透明(黄色いグラデ入り)ですので注意しましょう(キリッ)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コモンタワー

ついでに、もうひとつ白状しましょう。実は以前元気だったウスコモンサンゴ、通称:「グローブ君」が…
白化しちゃいました。
おそらく、位置を移動したため光が合わなかったことと、流れも弱い場所にしてしまったのがまずかったようで、
急速に劣化してしまいました。(やっぱり安易に位置は動かしてはいけませんね。)

画像は、撮影用に砂上へ移動したものです。
111111グローブ
様子を見てましたが、どうも白化はとまる様子がなく、こうなったら水換えついでに割るしかありません。

こんな感じでね!
きりとり
さ、イメージ通りに、のこぎりでー「さくっ」といっちゃいます。

慎重に…「切れないなー」、

慎重にっ…「切れんっ!」

慎重にぃぃぃ…バリッ!



…ばっ、バラバラに!


※注>もしウスコモンを割る場合、粗めのノコは割れます。細めの弓ノコを用意するか、ラジオペンチ
のようなもので少しづつ割っていったほうが良いと思います。

しかし、ここでひとつひらめきます。
「これをひとつのライブロックに接着してタワー状にすればカッコいいんじゃね?」
というワケで、先日買ったLRにちまちま破片を接着すること5分……。


「新名所:コモンタワー!!」の落成です。

コモンタワー

…というか、今回は内容自体ひどすぎな気がする。

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ウミウシ!?…食べられる?.

最近、いつも元気な「ツツウミヅタ」。 昨日も満開でした。

…しかし、なぜか今朝になってみると、まるで元気がない。
もしかして、水質が急変したのか?

いや…しかし、もう一つのツツウミヅタはいつもと変わりないぞ?。

あぁ、ヤドカリにでも踏まれたのか……な??

111111なんかいる

なんかいる!! くっ、黒ナメクジ!?

あわてて、取り出そうとしたため写真がありません。
そこでまたイラストで再現してみましょう。

最初、気持ち悪いので「マジックハンド」で取り除こうとしたのですが、
コイツやたら動きがはやい!

もーだめだ!「素手でいくしかないっ!」

111111ウミウシ喰われる?



…どうやら、うちの魔王(=サンゴイソギンチャク)に

喰われてしまったもよう。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 

111111クマノミ
たぶん、ソフトコーラルを食害するウミウシだと思いますが、調べても特定できませんでした。

ちなみに、こんなのでした。

うみうし手配書

ただ…その後の観察では逃亡した形跡は…ないのでした。
111111水槽全景右

自然…怖い。



もし、よろしければ。。
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底砂を考える

さて、今回は底砂についてです。

濾過槽やサンプのないウチの水槽では、ライブロックと底砂の働きが水質維持に重要な役割を担っています。
いろいろな書籍をみると「底砂の厚みはだいたい5cmくらい」とか、「粒の大きさはコレくらい」などと
いう記述はみられますが、あまり「底砂作り」についての細かな事例はみかけません。

実際には、皆さんもさまざまな工夫をされていると思いますが、「水槽に合った底砂はコレだ!」といった
明確な答えや基準がなく、各々の状況によって異なるからなのかもしれません。
そこで、私(あくあ12)の実施している底砂作りについて、少々紹介してみることにします。

要は、「硝化」と「反消化」がバランスよく行われればいいわけですが、これは実際に計測することはできません。
そこで当水槽では、前回の「岩組みと水流を考える」でも触れましたが、酸素と水流が十分いきわたるよう、
砂地部分を広く取っています。

対策-その1「砂地の面積をとる」
111109 砂浜
砂地が広いのは景観上の「好み」もありますが、砂の粒の大きさがパウダー、#1、#2あたりのアラゴナイトを使用
しているため、なんとなく「反硝化」が勝ってしまうような気がする…というのが理由です。

黒い粒は思いつきで「八丈島」で採取した砂を入れたものですが、砂を袋に入れて飛行機に乗ろうとすると
税関で止めらます(本当)。だからヨイコのお友達はマネしちゃダメだぞ~(笑)

対策-その2「砂地の傾斜」
砂の粒と、適切な厚みのバランスは重要だと思いますが、イマイチ適切な数値がわからないので砂地全体を
傾斜させています。 (一番厚いところで7cm、右にいくほど砂が薄くなっていてこの部分は3cmくらいです)
111108底砂 全景

対策-その3「砂地の住人を多様化する」
さて、いうまでもありませんが、よい底砂には多様な生物の働きが必要だと思います。
そこで、過去に「cpファーム」のベントスパックや、アラゴナイトのライブサンドなどを足しています。
うちの水槽ではパウダーの割合が高いのですが、今の所かなり厚みのある部分でも、問題はないようです。
111108底砂 気泡
たまに「にょろにょろ」が、アクリル越しにみえたりします。
「砂が灰色になると硫化水素が発生している」という記述を見たことがありますが、確認できる範囲では、
そのようなこともないみたいです。

対策-その4「砂地の環境を整える」
しかし、パウダーの割合が大きいということは、常に恐怖の大王:硫化水素の発生と隣り合わせ
であることが懸念されます。

そこで、砂を攪拌するに、「もっと(プランクトン以外に)他の生物も必要なのではないか?」
と考えて「プランクトンパック」以外に追加した生物たちがコチラです。
底砂れしぴ
注)イソメ投入は、危険かもしれませんのでやめたほうが…!!(死亡時の水質低下が懸念されます)
それからナマコ(黒ナマコ)もポンプに突っ込んで魚が全滅した例がありますのでおすすめしません。
サンゴ(LPS)は確か大丈夫だったような…。

さて、これらの生物に期待しているのは…

(1)砂の攪拌
(2)残餌や、死亡してしまった生体の対策
(3)砂上のコケ、デトリタスなどのクリーニング…などです。


ただし、マガキ貝と、「夜間のイボヨウバイ」を除いては、日常どこにいるのかほとんどわかりません。

このほかにも「小さなクモヒトデ」や「小さなゴカイ類」などがライブロックから無数に移住している
ようです。あ、あと本ブログでおなじみ?の大きなクモヒトデ(笑)とユムシもいたりしますし、夜間に
たまに出てくる、青緑色をした長さ数十センチの正体不明の線虫なんかもいます。


これらも、デトリタス処理などを目的としています。
111109クモヒトデ小

これも、プランクトン増殖計画と水質浄化対策の一環です。これから少しづつ増やしていく予定です。
111105 サボテングサ

少し、表面を掘ってみるとバクテリアのコロニーができています。
111108底砂バクテリア

対策-その5「メンテナンス」
通常、「底砂は巻き上げてはいけない」とありますが、うちでは水換えをする際に、砂上とライブロックの
表面をコケ取り板で軽くパタパタして汚れを舞い上げ、海水ごと捨てています。
また、定期的に、底面フィルターの「毒抜き」に近いことを行っています。

実は、この底砂は10年くらい交換していないのですが、こうして吸い出した分を新たに補充したりしながら、
維持しています。(老舗うなぎ屋の秘伝のタレ方式)


最後に…
ココに書いたことはあくまで「自己流」です。
また、「推測」で書いている部分も多数あり、確証などといえるものも一切ございません(^^;)
当然ですが、決してこれが「正解」ではないと思いますし、私もアレコレと試行錯誤中です。
(特に釣り餌用のゴカイをぶちまけたのは今考えるとキケンだったような…)

水槽内では「縁の下の力持ち」的な底砂ですが、水槽の状態維持に重要な役割をもち、また観察していると
結構いろいろおもしろい面もあります。
お読みいただいた皆様のご意見や体験談など教えていただけるとうれしいですので、ぜひお気軽に
コメントください。もし質問などがありましたら可能な範囲でお答えします。

どうもイマイチな内容になってしまいました。
こういう記事ってけっこう書くのムズカシイ…
最後までお付き合いありがとうございました。

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水流と岩組みを考える(その3)

水流と岩組みを考えるシリーズ「その3」というか、番外編です。

前々回まで2回にわたって、水流についてアレコレかきましたが、「百聞は一見にしかず」ということで、
全てのポンプをONにした「水流:強」の状態を動画にしてみました。

とはいってもミドリイシなんかは水流があたっても見た目に変化がないので、ツツウミヅタやウミアザミ
などを中心に撮影していますが、実際はミドリイシの位置では、ウミヅタあたりよりも間接的に強い水流
が行っているハズです。

水流動画UPしてみた。[] VPS


ところで昨日、日曜日は「国際空手道連盟 極真会館「第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
/in東京体育館に行ってきました。
もちろん出場したのではなく、同行した友人からのご招待です。
(この人の友人が順々決勝で主審を務めてました)

試割り                                       試合111106karate.gif
流派は違うんですが、以前私も空手をやっていました。それにしてもさすが国際大会。迫力が違います。
特に外国人選手は「見ただけ」で、勝てるどころか生き残れる気すらしません(笑)

…本題からそれてしまいましたので、この辺にしておきますね。
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新しく生体追加してみた(トサカ、チェルブ、ハタタテハゼ、フタイロ)

本日、時間が空いたのでM店へ行きました。
「何かいいライブロックがあれば追加したいなぁ。」
…と、いう感じであまり期待しないでいたのですが、

なんと魚とサンゴが大量入荷しているではありませんか。

本日のお買い物
チェルブ(ヤッコ) ……¥500×1匹
ハタタテハゼ……………¥600×2匹
フタイロカエルウオ……¥600円×1匹
グリーントサカ…………¥1,700×1匹

うわー¥4,000も使ってしまった…orz
でも割引券で¥-150www(¥3850)。
やはり、「お財布にやさしい」というテーマなので、なるべく¥3000台にとどめたい(?)。

お店での会話*********************************************************************************
あくあ12 「あ、そういえば、この間のサンゴイソギンは?

店員 「あぁ、売れた」

あくあ12 「え?マジで?」

店員 「うん、あれからすぐに」

…ふーむ。どなたか知りませんが、よろしくしてやってください(^◇^)
*******************************************************************************************

さて、さて早速水合わせを。
111105 水合わせ
クリップは「くら寿司」の「ガチャガチャ」みたいなカプセルに入っていたクリップw。
適当に水合わせ(この容器にショップの水を半分いれ、そこに水槽の水が同量になるくらいポタポタ)して「ドボン」

フタイロカエルウオ
111105 フタイロカエル
なんだか久しぶりに見て懐かしかったので、買ってみました。
でも、あまり働かない(コケとらない)んですよね…こやつ。
なぜか「オレンジ部分」が少ない。まぁ…値段が値段だから…かな??

ハタタテハゼ×2匹
ハタタテペア
いつみてもこのグラデーションがオサレです。
かわいそうに、入れた早々、クマノミにド突かれまくってます。
意外と執拗な攻撃をしていて心配ですが、現在はどうやら落ち着いたようです。
追われている際は、気をつけてないと飛び出して「干物(天日干し)」になるので要注意です。

トサカ(グリーン)
111105 トサカ
置き場がないので、とりあえず「イソギンタワー」の頂上の穴に差し込んでみました。
「両手に花」ならぬ「両手に魔王(サンゴイソギン)」…と、状況を理解してたら逃げ出したくなるようなポジション。
魔王がこのまま動かないことを祈るしかありません。

チェルブ

111105チェルブ 010
ショップの水槽の隅っこでたたずんでしました。最初てっきりスズメダイだと思ってたらチェルブでした。
これも懐かしい~。数年ぶりですね。

ソメワケ(¥500)も入れたかったんですが、ツツウミヅタが喰われそうな気がするので止めました。
チェルブは、あまりサンゴをつつかないイメージがあったんですが…どうだったけ??

今回は予定を変えてお送りしております。
「底砂について」は、また次回以降に変更させていただきます。

あ、そういえばライブロック買い忘れてもうた…

image.jpg

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水流と岩組みを考える(その2)

さて、前回の続きです。

全体の水流の流れのイメージは、こんなかんじです。
一応、線が太いほど強い流れとなっています。
右上の「コラリアもどき(名前忘れた)」は、線が細いですが、もうちょっと強力ですかね。

ウェーブマスターなどによる間欠水流ではなく、時間によって特定のポンプだけを手動でON/OFFします(笑)

111101 砂浜2
画面、左上には「RIO2500」が2基ついています。
ひとつは、クーラーにつながっているため、水流がそれほど強くありませんので、もう一台を水流専用として
追加装備しています。

しかし、これをそのまま使うとパワーが強すぎて水槽内が「洗濯機」になりますので、付属の吐水口で方向と
強さを調整しているのですが、それでもかなりの強いため常に稼動状態だと水槽右下部分の砂を徐々に巻き上
げてしまうため、適当にON/OFFしているわけです。

これを上からみるとこんなイメージです。
水槽の背面にも水が通るように、スペースを空けています。

水流解説画像

中央のミドリイシなどのSPS群がいるあたりは、左右からの水流がぶつかって、さらに下に落ちてくるため、
このあたりは最も複雑で強い水流となります。

前回説明した、例の「せり出し部分(オーバーハング)」は、少し水流が弱いのでツツウミヅタなどを配置
していますが、全てのポンプをONにすると、やや強すぎるようで一時的にポリプを閉じてしまいますが、
ある程度の時間が経過するとだんだん慣れてくるみたいで、「8分咲き」くらいまでには復活してきます。

ウミアザミもONの状態だとポリプがなびいてしまい、一部分がパクパクできないみたいですが、常時この
状態ではないので、特に悪影響はなさそうです。
これら「ふわふわ系」は、メインのポンプを切って、水流が穏やかになると満開となります。

ただ、ミドリイシやツツウミヅタはその形状からか非常にゴミがたまりやすいので、両方の状態(強/弱)が
交互に発生するような状態がいいと思います。

また、流れが循環して中央のサボテングサや、クサビライシ、左下のスターポリプにも、かなりの強さで
水流が当たりますが、これらは強すぎるくらいでいいと思います。
ディスクやイソギンチャクにもそこそこの水流が行ってますが、この水槽内では流れが一番弱いエリアです。
できれば、ウスコモンにはもう少し強い水流を当てたいのですが…。

111101 くさびら

水流といえば(今は使っていませんが)昔レイシーの「間欠式上部フィルター」を使っていました。
濾過槽に溜まった水が、1分くらいの間隔で一挙に「ドバー」と出てきて、濾過槽内が常に満水と空の状態を
繰り返すというもので、優れたろ過能力もさることながら、水流の出方が自然の波のようで、いまだに一番
いい感じだと思っています。

今は、「ウェーブマスター」などで、間欠流を作るのが主流となっていますが、本当はこの装置のような水流を
再現したいと今でも思っています。しかし上部式なので照明のジャマとなり、メンテもしづらく、濾過槽の
影ができる、水位が変わるという他に、2回ほどあふれてエライことになったなどの理由で
撤去してしまいました。

このオモラシ事件で、マンション5階にある実家から追い出され現在のマンション(1階部分)を買うキッカケ
にもなった…まぁ、いろんな意味で忘れがたい濾過槽です。
(濾過槽に翻弄される人生w)

まだ、書き足らないこともありますが、あまり長々書いても読みづらいので、今日はこの辺にしておきます。
次回は底砂について触れてみようと思います。

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