さぃきん~、なんかぁ~、「オメー、ホントにJK?」みたぃな?
・・・ってか、もぅ~マジ、超サイアク~! しんじらんないんですけどぉ~!プンプン!( ‘ Д‘)ノ

・・・・・・・・・・・・・・・さ、はじめますね。

ミドリイシを飼育している方はよくご存知でしょうけど、ミドリイシ類に憑いている小さいカニいますよね?
これ、大きく別けて2タイプいまして、一つはすべすべしたタイプ。
このテは、たいてい白っぽくて容姿もコギレイ。
そして、比較的サンゴにも害をなさないともいわれてます。
そして、もう一つが今回の記事の主役、「小さい毛ガニみたいな眼の青い」やつです。
コレがいわゆる「キモガニ」と呼ばれる、お気の毒なカニ。
そう呼ばれるだけあり、総じて色も見た目も悪く、アクアリストの間では、サンゴを食害するともいわれ、駆除対象となってきたいわば「ヤッカイ者」のカニです。
かくいう私も、この「キモガニ」を取り除いたことが、2度ほどあります。
でも、確たる理由はなくて、単にそう(害がある)いわれていたからなんです。
一方、私はキレイな方の「共生カニ」は、取り除いた経験がないんですよね~。
理由? ・・・これも、確たる理由はなくて、単にそういわれてたからです。
でもね、これは私に限らないと思うけど、駆除する理由も、人間の「見た目(主観)での判断」だったり、「誰かがそー言ってたから~」っていうことに過ぎなかったのかもしれませんよ?
って言うのも・・・ところがこんな記事がありましてね。(;´`)
長いので3行に要約!
「リーフを傷つけていると考えられてきた、このカニが、サンゴの死にかけた部分を餌にしてる微生物を食べたり、死んで剥落したサンゴの組織を食べて、お掃除することにより、サンゴの病気の進行速度を1/3に遅らせてた」
・・・ということですね。

海の世界では、さまざまな「共生」がありますよね?
例えば、水槽内でよくみられるものだけでも・・・・・・
「イソギンとクマノミ」、「鉄砲エビとハゼ」、「サンゴと褐中藻」・・・などなど、数え上げたらキリがないほどです。・・そして「ミドリイシと、いわゆるキモガニ」もこの例に漏れなかったと。
自然の海には、上記のほかにも、さまざまな共生があると思いますが、もしかして「存在に何らかの必然性」があり、片方の一方的なメリットじゃないからこそ、何百万年、何千年も関係を継続してきたんじゃないでしょうか?
人間関係もそうですが、どちらか片方のみが利益を享受する関係なんて長い年月の間に、淘汰されてしまうのではないのか??・・・・・なーんて思ったりするんです。(キリッ!)
これはただの推測ですが、このカニの場合は、あくまで広い海の中にいるからこそ「善」というコトで、限られた数のサンゴしかない水槽環境内だと、痛んだ部分が常に都合よくあるわけではない。
だから、生き延びるために水槽内では、「健康なサンゴ」もペロペロしてたのかも知れません。
そして・・・それが、アクアリストたちの誤解(?)をかったのかも知れません。

先日、「おピンクハイマツ」の記事を書きましたが、現在ここに件の「カニ」がいます。
たぶん買ったときには、コイツはいなかったんで、ウチの水槽内に潜んでいたものが、移動してきたものと思うのが自然です。
そして、このハイマツは、以前エダイボの上に落ちて一部が白化して弱っています。
従来の発想だと、この「キモガニのせいで、サンゴが白化した!私はわるくないんだ~!コノヤロー」と思ったでしょう。
しかし、「実は、白化したトコがあったんで、移動してきたよ~」というのが、真実なのかもしれません。
結論めいたことを言いますと、・・・たくさん数がいれば弊害もあるかも知れないが、1~2匹の少数ならば、人間の手では、絶対に止められないサンゴ白化のドクターとなり得るのかもしれない。ってことです。
私は、「もし、可能性があるなら、諸刃の剣かもしれないけど1匹くらいいてもいっかー?」
そー思い、しばらく放置することにしました。(決めたの)
ところで、この記事、研究熱心なみなさまの間では既にご存知かと思いましたが・・・
私自身、今まで自分の管理のせいでダメにしたサンゴを、「みてくれ」や「先入観」で、このカニに責任転嫁していたのかもしれませんので・・・
駆除したカニへの追悼と自戒&反省をこめて記事のテーマとしてみました。
おちまひ♪

☆お客のせいで、連休予定が・・・・orz
くそぅ・・・ぼったくってやる!絶対だ!( `Д´)ノ

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