今回の主役は・・・こちら。
▼ じゃん! ナミダテンジクダイ

よく、サンゴ水槽にいる「イトヒキテンジクダイ」と違って、2まわりほど大きいです。
画像の個体は全長5cmくらいでしょうか。
「イトヒキ」は目全体がブルーですけど、これはさらに目の下の一部分が白く光りまして、それが「涙」に見えるというのが命名の根拠かと?
半透明の身体で内蔵が透けて見えますが、横にはうっすらと金色の帯も数本入ります。
▼ナミダテンジクダイ:その2

なんとなく夜行性かと思ってましたが、なぜかデバの群れの中に入って一緒に行動しています。
やはり群れていると安心なんでしょうか?
よくみると、全然似ていないんだけどパッと見、あまり違和感がないのが不思議です。
ただ見た目に反して、餌付きはあまり良くなくて、赤いフレークには反応しますが、粒エサの「Sサイズ」なんかだと、あまり反応しません。
地味だけど、透明な身体と青い目がなかなか爽やかです。
今回テストとして1匹だけの導入でしたが、なかなか気に入ったんで、今後少し増強しようかと思います。

今年は1月から、あれこれ忙しくてBlogの更新はじめ、水質検査もおざなりになっていました。
で、先週は水換えもできず、「果たして現在の水質ってばどうよ?」というワケで、水換え前に久々に検査を行いました。
▼水質グラフ (平27.03.15 2週間空き、水換え前)

・・・うーん、水換えを2週間空けたけど栄養塩はいつもと同じレベルですね。
ちょっと気になるのがCa値ですね。
350mg/lというのは、Caリアクターを設置して以来最低の数字です。
ミドリイシが成長モードに入ったためカルシウムの消費が激しくなったんでしょうか?
その割に、KHは相変わらず10を保っているので特に調整はせず、このままいこうと思います。
(メディアは定期的に足しています。)
サンゴが成長しはじめると、このCaリアクター(H&S eco α、250L用)じゃ「やはり力不足?」とか思いましたが、この表をみる限り、Caは比較的数値のバラツキが激しいため一概には言えませんし、Phも夜間7.8、昼間8.1と変らずに推移しているため、しばらくはこのままにしておきます。

クロナマコとともに、水槽の底砂をせっせと掃除してくれている「アカミシキリ」。
なかなかいい働きをしてくれます。
・・・・ところが、思わぬ災難に遭ってしまったようです。
先日、赤のディスク岩を「あくあの塔」の根元に移動したんですけどね、そのときアカミさんが、この岩の下にもぐりこんでいたんですよ。
▼こんなふうにね。

気がついてはいたんですけど特に問題があるとも思わず、そのまま放置していたんですが、翌日見たらアカミさんがどこ探してもいなくなっていました。
あんな巨大なもの(全長20cm)が見つからないわけないし水槽から脱走するはずもないので不思議に思っていたんですが、「もしかして?」と思い、おそるおそる岩をどけてみたら・・・・・
溶けてトロトロになっていた。
あわてて、これを処分したんだけど、なんか中身がなくなって赤い皮?みたいのだけが残ってて、・・・おそらくディスクの刺胞毒によって溶かされたか、食べられてしまったのか・・・そのへん、よーわかりません。
で、なんか身体の一部がほんの少し残っていたんですけどね・・・
ちょっと迷ったけど、これはそのまま残すことにしました。
大きさで言えば、元の大きさの1/7もないけど、もしかしたらここから再生できるのではないかと思ったんで・・・。
▼残った部分(約3cm)

この残った部分が頭なのかお尻なのかはわかりません。
・・・・・はたして、再生できるのか・・・・な??

★うーん、なんか死んではいないみたいなんだよね・・この破片。

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