ヤッコが突然死して、主役不在の我が「おさすい」。
その後継者選びだが……
どうにも入れたい魚がない。
なにせ、巨大化&凶悪化したスズメダイの群れに
突っ込むとなると、小型ヤッコじゃあまりにキケン。
そこで、候補になったのは、
「イナズマヤッコ」 「ホシソラヤッコ」
「タテジマキンチャクダイ」の3種。
しかし、イナズマはどうしてもというほどではないし、
タテキンは華やかでイイが、やや巨大すぎる。
そんなワケでホシゾラを「本命」にしていたのだが、
コレ、動画サイトで見たら確かにキレイなんだけど、
イマイチ主役というには、渋すぎる気がした。

・・・・で、考えたんだけどね、
要は、スズメダイの攻撃を防げればいいわけで、
その術は、別に身体の大きさだけとは限らない。
・・・・そう、例えばイソギンチャクとか。
そういや以前、maaatさんのイソギン水槽をみて、
「久々にクマノミもいいなぁ」と思っていたし。
さて…
まずはイソギン選びだが、移動と増殖しまくる
サンゴイソギンは以前懲りているからパス。
▼こんなふうに、トコロかまわずフリーダムに移動してたからね。(過去画像)

ここはやっぱり比較的移動も少なく、
私の好きなシライトで。
次にクマノミだが…
カクレクマノミはシライトにはなかなか入らないし、
並クマは巨大化して、砂を”エクスプロージョン”
するから絶対パス。
ここは、「ハナビラクマノミ」
しか、ないのでは…??
そこで、チャームを覗いてみると・・・
なんと!
「ハナビラクマノミ(2匹)+シライトセット」が、特売!?

ええ、もちろん0.5秒でカートに突っ込みましたとも。
ん?…そーいや、
「この低栄養塩な水槽でイソギン大丈夫か?」
と、押した後に気づいたが、
…その疑念は脳の片隅に押しやることにしたのだった。

この日の午前中に到着したクマノミご一行。
早速イソギンとクマノミを水槽に入れたのだが、
ここで予想外のことが・・・・
最初に、光が強めな「あくあの塔」中央付近に置いた
シライトイソギンチャクだが、ここは、水流が強すぎて、
水槽内をゴロゴロと周回してしまい、お話にならない。
…まるで洗濯機w
そこで、ポンプを1台停め、水槽左側の水流が一番弱い
(光も弱い)ところに配置。

このため、一部左側の島のレイアウトを変更したが、
このせいで後日、一騒動起きることになる。
一方、ハナビラクマノミたちはというと…
なぜか、イソギンとは逆の水槽の右側に来てしまい、
左側に移動しようとすると、他のスズメダイから
一斉攻撃を受けている。
・・・・うわ。 やべぇ (;´△`)
しかし、広い海の中で、クマノミがイソギンに入って
いるということは、それなりの探知能力が備わってるはず。
「そのうち、クマノミの本能でイソギンにたどり着いて
くれるだろう(?)」
…と、
極めてよろしくない事態だが、こんなときは照明を
落としてしまうに限る。

翌朝、心配しながら水槽を覗いてみると・・・
クマノミご一行様は、他の魚が寝静まった夜間に、
しっかりイソギンに、たどり着いていたのだった。
▼おはよー、おはよー♪



この光景をみて、マジ感動。
そして心からホッとしたあくあ12なのでした。
●つづくっ!

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