「キャバクラAQUA」でおなじみの(?)チェルブの「ちぇる美」が、5日の明け方に天に召されました。
新年からこんな記事になってしまい、すみません。 (今回はモノクロVer.でお送りします。)

今回の原因は「カニ」とかでなく、まったくの私(あくあ12)のミス、過失でした。
販売してたお店でも、また、その後の様子をみても非常に元気な個体でしたし、チェルブ
自体、結構丈夫な種というイメージもあったことで、私が油断(ミス)を重ねてしまいました。
思い起こすと、申し訳ない気分で一杯ですが、今回は「ちぇる美」への追悼をかねて、
なぜこのような事態に至り、その過程で私がどのような失敗をしたのか?…
を要因別に検証していきたいと思います。
以下、私が誤ったと思われる項目を挙げ、『☆』で5段階で表現
してみます。(☆が多いほど影響大。評点は、あくまで私、あくあ12の主観です)
せめて、このようなことが繰り返されぬよう、私を含め、もしどなたかの、ご参考になれば…
と思う次第です。
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■要因1「水あわせ」(重要度=☆?)
まず、誰でも、SHOPで買ってきた後、水槽に浮かべて水温合せを行うと思いますが、私もこれは
30分ほど行いました。
ただ、このとき水替えの最中だったこともあり、水あわせはほとんど行いませんでした。
と…いうより、私は普段からあまり慎重な水合せは行いません。
大抵、袋の水と水槽内の比重と水温が合っていれば、袋の水を2/3位すてて、ゆっくりと水槽内の
水をエアチューブでたらして混ぜた後、ポチャンと入れています。
エビなんかの場合は結構、慎重にやりますが、魚の場合は、いつもこんな感じです。
■要因2「魚の相性」(重要度=☆☆☆☆☆?)
「キャバクラAQUA」でも書きましたが、チャイロヤッコとの相性の悪さと執念深さは予想以上でした。
また、同じくらいの大きさだったんですが…あまりに外観が似すぎていましたね。
かつて、チェルブを大型魚と混泳させていた経験から、「タフだし丈夫」と過信
してしまいました。
さらに、それ以上に私がミスったのは、2日間イジメをそのまま放置したという点です。
3日目にようやく、セパレータで仕切りを作りましたが、精神的にすっかり怯えてしまいました。
それでも、餌(人工餌)は食べていたのですが…。
もっと、早く両者を分けるべきでした。
また、いつも「キケン?」と思える場合は「照明を消した夜間」に、入れていましたが、
今回は、上記の理由もあって、昼間に入れてしまった…ということです。
(もっとも、夜間にコッソリ入れても、攻撃するヤツはするんですけどね。)
■要因3「ちぇる美部屋」(重要度=☆☆☆☆?)
セパレータだと、隙間から出入りしてしまったので、飼育ケースを買い、ここに「ちぇる美」を入れたまでは
よかったんですが…このケースの位置(水位)がまずかったと思います。

このように、最初は上から水流によって新鮮な水が流れ込んでいたのですが、暮れから正月に
かけて2日留守にしたせいで水位が下がっており、2日に帰宅したときには、ケース内にはスリットを通じ、
わずかにしか、新鮮な水が入らず、「淀み」が生じていました。
これが、想像以上に水質を悪化させてしまったのではないでしょうか?
また、コメントをいただいた方より、「チャイロヤッコの方をケースにいれるべき」
とのご指摘がありました。
これは私も、同感だったのですが、なんせ複雑なレイアウトにしてしまいましたので、
動きの俊敏なチャイロヤッコはどうしても捕まえることができませんでした。
しかし…今にして思えば、もっとがんばってアドバイス通り捕獲していれば、このような事態に
ならなかったのではないかと思います。
せっかく、心配してコメをいただいたのに、すみませんでした。
二重の意味で悔やまれます。(はぁ…)
■要因4「断食」(重要度=☆☆☆☆?)
31日の朝に家を出て、それから2日の午後まで餌を与えられませんでした。
通常、このくらいの断食で魚が死ぬことはないと思いますが、なんとなく食が細いように
思えたのにもかかわらず、2日ほどの断食を強いられたことも、大きな原因だったのでは
ないかと思われます。
一方で、2kgも太って帰ってきた私を「ちぇる美」は、どのような想いでみていたの
でしょう…?
それでも、1月2日は餌を食べていましたが、少し喰いが悪いのでクリルなんかも与えてました。
はっきりと、動きが悪いと感じたのは3日からで、4日夜から完全におかしくなり、必至の看病も
むなしく5日の朝に…☆に。
■白点病(重要度=☆☆?)
上記のこともあって、体力が落ちていたせいか白点が3粒ほどついていました。
ただ、今回の場合は衰弱によって付いたもので、直接的な要因というよりは間接的なもの
であったのではないかと推測しています。
…見解の相違もあろうかと思いますが、以上です。
おそらくは、☆の数に関係なく、全ての要因が重なった結果かと思います。
それにしても、いろいろと不覚でありました。
これでも、かつてソメワケヤッコなら8年以上飼育したことがあるのですが、やはり人工的な
環境である水槽では、些細なミスを重ねることで簡単に☆になってしまいます。
お気に入りでもあった「ちぇる美」の記事を、たくさんの方が読んでくれたのが、
とてもうれしかった反面、このようなことになってしまい非常に無念…でございます。
私自身、今後このようなことがないように努力していきたいと思います。(合掌)
うーん、それにしてもやっぱり全部モノクロだとBlog見づらいですねぇ。
あ、あと、記事冒頭の「あくあ12」のイラストに涙が光っているのに気づきましたか?

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