今回は、少し全体的に長くなっちゃったんで、ちゃちゃといきます。
※注)この記事の「釘」について1/17、23時に追記したことがあります。
●リン酸塩除去・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回に引き続いて、リン酸塩の除去に挑みます。
なんせ、無謀を承知で買ってしまった「深場ミドリイシ」の命運が
かかってますのでね…。
ま、一番いいのはRO浄水器を買えばいいんですよね?ええ、わかっているんですが…
「でも、お高いんでしょう?」…というわけで却下です。
何とか今のショボイ状況でなんとかしなければ…。
それにしても、最近いろんなBlogみてて、豪華なスペックの水槽が多いなぁ…。
いいなぁ~。うらやましいな~。
…けど、ひとまずタイトル通りマイペースでやることにしましょう。あっはは。(T T)
さて先日、C店から人工海水と共に「リン酸塩テスター」が届きました。
まずはこれで早速、アレコレ測ってみましょうかね…。

…ん? その前に、3日前にプリズムに沈めた釘はどうなったかな?

うーん、赤錆と黒錆が出ているようですね。
スキマー内なのでもっと酸化するんじゃないかと思ってましたが、意外と控えめです。
あと、もう少したったら本数を追加することにしましょう。
…それと赤錆の流出対策も必要かもしれません。
------ここから1/17、23時に追記した分です!------------
当記事にコメントいただいた「狩人さま」より、「2日目にしては錆の発生が遅いのでは?」
とのご指摘がありました。
ちなみに、17日23時に取り出した釘をアップします。

ご覧のように、5日たっても、ほとんど錆が発生しない釘がみられます。
「狩人さま」いわく、「(私のようにスキマー内の環境であれば)2日程度で真っ赤になるはずとのことです。」
釘の防錆処理に使用されている薬剤は定かではありませんし、今のところ、水槽に大きな変化は見られませんが、
念のため一旦使用を中止することにいたします。
私も、金物の専門店で「鉄釘」と念を押して購入したのですが、用途を詳しく説明したわけではないので、
販売店さんも、表面処理については、あまり厳密に考えていなかったのではないかと思います。
-----以下、狩人様からの釘選びに関するコメントですので、ご覧ください------------------
また釘は できればプロの大工さんが通う建材屋へ行って「鉄の90ミリの丸くぎください」と言えば
1㎏入りの箱が出てくるかと思いますし、これは殆どの場合、本当の鉄です。
1㎏入りで ちょっと多いですが それでも数百円です
これを試しに コップに海水を入れてエアレーションして その中に釘を1本だけ入れておいて
1日で水が真っ茶色で釘がサビてればOKです(使えます)
でもでも 釘は一度にたくさん入れずに 少しずつしっかり錆びてから追加するようにしてください
(一度にたくさん入れて失敗されたのを何度か聞いてます)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
補足します。白いヒトデ様より、このようなコメをいただきましたので、ご紹介しますね。(以下引用)
「鉄釘7cmのものを10Lに1本入れると鉄分濃度は約0.03mg/Lになります。
私はこれでやりました。セラは0.5mg/L、デュプラは0.05mg/Lが鉄分濃度の限界といっています。
自然の海ではこれよりはるかに低い濃度のようです。
また、鉄釘1本のリン酸塩処理能力は約0.5mg/1日でした。これはちょうど4cmデバスズメ1匹分の
リン酸塩です。
7本ですと3.5mgですから、100Lとするとリン酸塩濃度を 0.035ppm、1日で下げる効果に
なります。
ただ、これはリン酸塩濃度が比較的高い場合のデータですので、 ミドリイシのための濃度が低い領域では
分かりません。 」
…とのことです。
具体的ですね。わたしも釘を買えて再度チャレンジしますが、もし試したい方はぜひ上記も参考にしてください。
---------------------------------引用終わり------------------------------------
もし、この記事をご覧になって、釘を入れた方は念のため、どうかご注意
くださいますようお願いいたします。
またご覧いただいた方々にも、至らない記事を書いてしまいましたことをお詫び申し上げます。
最後になりましたが、狩人さま、白いヒトデさま、ご指摘ありがとうございました。
引用スミマセン。
---------------------------------追記終了------------------------------------
●水質を測定してみる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼まずウチのアルカリイオン浄水器のお水

…濃いなぁ0.5ppm位あるんじゃなかろうか。この浄水器、買ったとき、えらく高かった
から、なんとな~く期待していたのにw
…わかってはいたけど、ちと裏切られた気分です。(でもPHは高い。塩素も取れるし。)
▼次はいよいよ水槽の水だよ。

…あり?0.25ppm? なんでだ?なんで元の水より色が薄いのだ??
まさか、釘のおかげとか??まさかね。
念のためもう一度づつ測りましたが、結果は上と同じでした。何でだろう?
ココまでの結論>海水を溶いている水に問題あり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●まず海水作る水をなんとかしよう→新兵器開発。・・・・・・・
さて、元々の水がこんなありさまではどうしょうもない。
やはりROか?…いや、やっぱ、お高い&めんどうだ。
第一、ROにつけるイオン交換フィルターも先日売ってしまったし…。
▼…コレ(リン酸吸着剤)を使って、海水を作る水をなんとかできないだろうか?。

▼…で、新兵器「リン酸除去装置完成!!」

▼新兵器「リン酸除去装置稼働中」

この状態で海水を溶き、待つこと4時間…
●
●
●
●
▼新兵器使用後の測定(わくわく)

……………あれ?
ココまでの結論>新兵器の威力=ビミョー。
うーむ、もう少し時間を置けばよかったんでしょうか??
吸着剤の量を増やしてみましょうか。
まぁ、でも少しマシ?になったので、今回は一応よしとしましょう。
(測定値は、一応、0.5ppm⇒0.25ppmになりました。正確でないかも知れないけど、
確かにちょっと薄くはなったよ。)
でも、0.2以下にしたいわけですから、これじゃー(リン酸に関していえば)水替えしても
意味がないんで、できれば、この試薬で0.1ppmに持って行きたいもんですね。
今度からは、少し稼働時間を置いて数字の変化を確認するとしましょう。
(注:私はメンドウなんで当日に塩を溶かして数時間後に入れちゃいますが、銘柄に関係なく
なるべくなら時間かけて溶かしたほうがいいと思いますヨ。以上、念のため)
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●イラモを除去してみた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、上で書いた4時間もの間、ただ待っているだけではありません。
水替えのときには、自動録画した番組をみたり、その日の食事を食べたり作ったりします。
最近では、なぜか「八丁堀の七人(再放送)」がお気に入りな、あくあ12です。(青山様かっけーw)
…とりあえずオナカすいたよ。(元チャイロイシのひさちゃん再び登場)

今日は、「イラモ退治」とゆー重要任務もあるので、手早く済ませることにしましょう。
▼まずはイラモの付いた「根」を分解して取り出してみたよ。

▼コレが「イラモ」だよ~。 …ね、トゲナシヤギに似てるでしょ?
え?似てない…?
「………なにそれ、聞こえない。」

▼根を撤去した水槽…イメージ変わるなぁ…久々登場「イソギンタワー」

▼ニッパーで切り取り、生えていた辺りを歯ブラシでゴシゴシしたよ。
ちょっと気の毒だけど、しかたありません。

以上、除去完了!
これで、しばらく様子をみて、再発するようならまたそのときに考えることにします。
ダメなら岩ごと廃棄しますが、現在の「根」にあわせて加工してあるので………できれば
それは避けたいのです…。
●つ・い・し・ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この「イラモ」のことをコメで教えていただいた「ROM専の者さん」,
「釘」の件で「狩人さん」「白いヒトデさん」初め、いろいろな方に、アドバイスをいただいたことを
この場を借りて御礼申し上げます。
また、コメで、書き込みやご意見いただいた方々、本当にありがとうございました。
また、全部は書けませんが、参考にさせていただいた各サイト様にも感謝しております。
いろいろな方の書き込みがなければ、きっと「あくあ12」は、せっせと餌をやって育てて、ヤギのように
立派にしたら、それをBLOGの記事にし、やがては「白魚なおテテ」が腫れあがってしまったに
違いありませんし、釘で全滅したりとかも…??。
また、うれしいことに今回これをみて「いらも」に気づいていただいた方もいらっしゃいました。
このBLOGは私のような無知なものが「自分のやり方」として書いていますが、もし何か
お気づきの点がありましたら今回のように、ご意見や、教えていただければウレシイです。
▼追加
このキイロサンゴハゼ(ボス)は、何度追い払っても「深場」が気に入ってしまったようです。
「ぐぬぬ、なんかいやな予感…」
(下に見えるサンゴの骨格みたいのは、この深場ミドリイシの置き台として使っているものです。)

▼こんなんでよければ清き一票を。

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