さて、本日のタンクメイトは、この「クモガイ」君です。
沖縄の通販ショップで購入した。(¥750)
カタツムリのような目元が涼やかなイケメンです。
その先(前部)の鼻のように伸びてるのは貝殻の一部。
▼クモガイ様ご近影はコチラ

うちのは体長(貝殻長)は、約10cmほど。
通販でもたいていは8cmから10cm程度の個体が多いらしい。
私はマガキ貝と同じ5cmくらいのイメージだったのだが、初めて梱包を開けて対面したとき、
その大きさにビックリ。
「観賞用」というよりは…「食用」としか…。
実際、沖縄などの現地では「おいしくいただかれて」いるらしいし…。
昼夜問わず、結構活発に歩き回り、砂地をはじめ水槽の側面やライブロックの
コケを「象の鼻のような口」でナメナメしてくれます。
たまにひっくり返ると、けっこう砂が舞うが、ごくたまになのでそれほど
気にはならない。
食性はたぶんマガキ貝と似ている(同じ?)なのではないかと。
基本的な構造(目と口)がそっくりだし。
ちなみにひっくり返っても自分で起き上がることができたり、1歩(?)で
(ずずっと)数センチ進めるため、移動距離も結構ある。
意外と行動的なのである。
よく、この貝の貝殻に付着したコケを他のマガキ貝やヤドカリが掃除しているが、
それらを従えるかのように(引きずりながらも)ズンズン歩む。
かなりパワーがありそう。
そういうわけで…90cm水槽以上で、砂地をある程度広く取った水槽でないと
ちとカワイソウかもです。
ただマガキ貝とちがい砂には潜らないので、底砂への依存度は(同貝と比べて)
それほど高くないのかもしれない。
基本的にサンゴ水槽では特に問題はないが、砂地のスペースがとれない場合や、
クサビライシやヒユサンゴのように底に配置するサンゴがある場合はちと注意が必要。
サカナとの同居は…ハギやソメワケは問題なかったがチョウチョウウオ
なんかは、もしかして危険(食われる)な気もしないでもない。
結構見てても面白いし、うちの水槽を見る人達の間では「かなり人気者」だったりする。