お仕事の嵐で、更新はおろかアクアblog巡回やら、コメ入れもできない状態で、すいません。
でも、一応まだ生きてるぞw♪ 先週、マジ死にそうだったけどな♪。
最近、なんだか暑くなってきましたね。
▼そんなときは・・・豪快にダイビングにゃ!w。

ネコを飼っている人って、やっぱりフタしてんのかな?
ところで、この人は・・・水槽で何を飼ってんだろうね。クサビラ?
暑いっていえば、・・・実はうちの水槽クーラーがとーとー逝ってしまったようです。
なんか、静かだなーと思っていたら「冷房」状態でも、ファンが廻ってないよ?
だから、もぅ電源ごと落としちゃってるんだ。
ヒーターもコレで制御しているから今、うちの水槽は人工的な温度調整は一切ないw。一応、冷却ファンは回しているけど「自然のなりゆき」に委ねた水温です。
ちなみにここ数日の水温は・・・min23.8度、maxは27.4度です。
うーむ・・・すばらしい。
やはりここまで「自然」にこだわってこそ、1級アクアリストといえましょう。
ま、冗談はさておき、はよ取替えないとマズイのだが・・・・

さて、前回、水流の周囲部分とレイアウトに10cmほどの隙間をつくり、そこに強めの水流をグルグルと廻している中心に、このレイアウト、通称「あくあの塔(約55cm?)」が立っていると書きました。
このように、こう書けば3行で済む、なんでもない話を、いかに「もっともらしく膨らませるか?」というのが当blogの基本方針ですので、あまり過度な期待はしないでください。byあくあけ
話を戻しますが「水流作り」っていうのは、単にポンプだけの話ではなく「レイアウト」と深く関係があると思います。
▼あくあの塔

この「あくあの塔」、写真で見ると、岩の塊のように見えますが、実際にはかなり隙間があります。
▼あまりよくわからんな・・。

まず、土台部分ですが、これはU字型のライブロックの塊を据付け、水の通りと安定性を重視しています。
以前、この下にアクリルパイプをつけたことがありましたが現在は撤去しています。
理由は「べた置きして止水しなければ、別に直に置いてもよくね?」ということと安定性が悪いし、倒れると直すのがメンドウだから。
▼大雑把に描くとこんな構造だ。(図解:あくあの塔w)

そして、この土台の上に枝状のライブロックで、張り出し部分を設け、さらに板状のライブロックで「置き場(棚)」を作ります。
そして「塔本体」は、2枚のライブロックをビニールタップで固定して柱状にして、土台に載せ、さらにその上にお椀状のライブロックを帽子のように載せています。
このTOP部分は、いろいろなSPSの破片を細かく配置して、そのまま成長させることによって自然に生えているような感じを目指すとゆー、いわば「強化指定区域」です。
本体部分を、わざわざ2枚合わせにしたのは、意図的に隙間を作る(後述します)ということと、置いたときに安定させるためです。そのため何度か「仮組み」をして、一番安定する形で固定しています。
これらは、一切接着していないため、そのままでは倒壊する恐れがあります。(って、実際してるけどね。)
そこで、大き目の枝状ライブロックで支持したり、背面に大きな板状のライブロックを配置しています。
これは、水流に乱れを出すためと大きな岩肌を演出(笑)したかったから。
つまり全体的にみると「隙間と出っ張り」が、やたら多くなっています。
これによる目的は4つ。
(1)見た目の形状に、変化を持たせることで自然なイメージにしたい。
(2)止水部分をなるべく作りたくない。
(3)出っ張りに大きな水流が当り乱流を発生させる。
(4)光と水流が異なる条件を作り出しかつ、なるべく多くサンゴを置く。
・・・・以下、順に
(1)見た目の形状に、変化を持たせることで自然なイメージにしたい。
これは以前サイパンでダイビングしたときにみた、砂の中にポツンと立っていた「根」を再現したいというのが始まりです。残念ながら当時の写真が見つかりませんが、イメージではこんな感じ。
▼サイパンの塔(?)

全体的に、高さ1m位のキノコのような形状でしが、ここに多種多様なサンゴ(SPS,ソフトコーラル)やスポンジ、が載っかってました。
広大な白い砂をバックに、ここに多くの魚達が群がっていた光景が忘れられません。
たしか、キイロハギ(もちろん天然物)も単独でウロウロしてた。
これ、一枚岩のように見えましたが、なんかココに1つだけあるのが、とっても不思議な感じがしました。あるいは太平洋戦争時の、船舶や飛行機の一部だったのかも知れません。近くには零戦の「誉」エンジンらしき漁礁?もあったし。(サイパンには当時の残骸が多数あります。)
「あくあの塔」は、基本的にコイツの再現が目標なんですが、実際は高さもウデも足りずに、似ても似つかない形のままですw。
・・・さて、それはさておき、通水性を重視すれば枝状のライブロックだけを使って櫓状に組上げてやるのがいいのは分かってはいるし、あれだとレイアウトもしやすいんですが・・・この辺は好みによるでしょうけど、ちょっと私的には、見た目がイマイチ不自然っぽい感じが気になる。
なんつーか、もっとスポンジとか、石灰藻、海藻なんかがゴチャゴチャしている「岩肌部分がほしい」というね・・・。
それから、擬岩なんかも興味はあるし格好もいいんですが、これもなんかちょっと抵抗があるというか・・・まぁ、こちらは「お高い」ってのもあるけど。
そんなわけで「あくあの塔」の場合は、あえていろいろな形(枝・板・塊)の物を組み合わせ、かつ隙間を作って「エセ自然岩」らしく見せているわけです。(そうは見えねーという声が・・・え?なぁに?聞こえない。)
(2)「止水部分をなるべく作りたくない」
これは、解説するまでもないかと思いますが、うちの水槽の一番の弱点(?)である、物理的なろ過がないということを補う意味でも、止水域にゴミが溜まるのは極力、防ぎたいところです。

多少は仕方ないにしても大きく水の流れを止めなければ、それほど大量にゴミはたまることはないのですが、特に、うちの場合は「クマノミ」の砂堀りが発生するため、舞い上がった砂やゴミなどがサンゴに積もらないようにしたいのですよ。
(3)の出っ張りに大きな水流が当り乱流が発生させる
これも、言葉では説明しづらいのでイメージ図を載せます。
周囲に、太く大きな流れ(→青)ができていますが、凸凹の多いレイアウトにすることで水流に乱れが生じ、いわゆる「乱流(→水色)」が発生します。
このため「あくあの塔」周辺は、かなり複雑な流れが生じています。
▼イメージで描くとこんな感じにゃ。

塔の右と左側、あるいは位置の高さによって水流の強さと水流の乱れ具合が大きく異なります。
このように意図的に強弱に差のある環境を作り出すことにより配置するサンゴの好みに近づけてやれる(選択肢が増える)。。。ような気がします。
それと、よく「ポンプ同士の水流をぶつけて乱流を作る」とか、本とかBlogでも見ますけれど、ああいう流れって、どうなんでしょうね? あ、別に否定する気はないし、確かに自然の海でも起こりうるとは思うのですが・・
「サンゴに対する乱流」という言葉の解釈はいろいろあるかと思いますが、基本的に私は「小さな波、流れ同士がぶつかってできる」というより、どちらかといえば「ぐーっと、大きな流れがあって、そこに岩やサンゴが当ることで乱れができている」っていう解釈をしているのですが・・・?
この辺は・・・乞うご意見。
・・・ってゆーかー、MPなんぞ買えないよ! 悪かったなw(しくしく)
(4)光と水流が異なる条件を作り出し、なるべく多くサンゴを置く。
この項目については少し長くなるし、もう寝たいんで・・・次回にします。(次回は光と水流とサンゴの配置についてです。)
異論・質問など、コメ歓迎でございます。
☆この記事は、以前から少しづつ書き溜めていたのをアップしましたが、最近、お仕事でコメや訪問ができていませんで本当に申し訳ないです。次回の分をうpしたら「在庫」がなくなるので、しばらく更新も止まるかも・・・?
☆空が明るくなってきたな。さぁ寝ようw

にほんブログ村

