
さて最近、器具やら配管の記事ばっかなんで、新たな海水魚のお話しでもしましょう。
以前、「デバがどんどん減っていくよぅ」と、書きましたら、コメントで、いろいろご意見を頂戴しましてありがとうございました。
で、私なりに原因を熟考したところ・・・一つの仮説が浮上しました。
(仮説) 「デバって、ホントは弱いんじゃね?」
・・・そこで、今回デバを補充するのではなく、コメント欄でも、「何か他の種類がいたほうがよくね?」というご意見も多かったんで・・・・。「ネッタイスズメ」を5匹ほど追加してみました。
デバとは違うグループを作ることで緊張感を持たせ、さらに、この魚が「デバのように減ってしまうかどーか?」という、
▼ネッタイスズメダイ・・・デバだけの水槽に、いーかげん飽きたというのもありますが。(本音)

この水槽のテーマは一応、浅海のサンゴ礁なので、やや深いところにいる魚はなるべく避け、さらに丈夫で、巨大化しなくて、お安いことが条件です。
ちょろっと水あわせしてポチャン・・・うーん。なんか同じスズメダイでも、デバとはぜんぜん違った動きですね。
・・・てか群れないよ?サンゴの隙間を行ったりきたりして・・・なにやらデバと小型ヤッコを足しで割ったような動きをします。
▼ネッタイスズメ(その2)

ケンカが心配でしたが、たまに追いかけるくらいで激しいケンカはしませんね。
おや?なんか1匹、デバチームの一員になって同化してるぞ。
・・で、他の個体はサンゴの隙間に入り込んだり、岩やサンゴについているコケを食べたりもしますね・・・・なんか行動がオモロイ。
主食はデバと同じようにプランクトンですが、藻食性でもあるらしい。デバと動きが異なるのは、この食性のせいでしょう。
それに同じ黄色でも「キイロサンゴハゼ」のような「まっ黄色」ではなく、少し白っぽい色で、決して激美ではないし、ちょっと地味だけど、コケを多少でも減らしてくれならウレシイ。
これで、現在の魚はデバ×10、ネッタイスズメ×5、キイロサンゴハゼ×1となりました。
もし、これでネッタイスズメは減らずに、デバだけが消えていくようなら、やはりデバスズメ自体、デリケートな種だと判定。先ほどの仮説は「正しい」ゆーことに・・・審判は私、「あくあ12」ですの。

「ジャッジメントですのっ!」ってのは・・・まぁ一部の、

前回、デッドロック?をセメントで固めて作った苦心作「ユニット2」が、溶けてしまい、また、うちの水槽で一番大きなミドリイシ(以下わらじ/長径26cm)を強光障害から護るため位置を下げる・・と書きました。
ところで、このワラジ非常に重いんですよね。しかもここまで成長してしまうと、バランスがかなり偏心していますんで、カンタンに「ぽん」と置けるわけもなく・・・移動をするにはかなりの手間(=組直し)を要します。
まず、崩壊した「ユニット2」の代替品ですが、今回は、セメント接着ではなくて、今まで背面に回していた、巨大な一枚岩(ライブロック)を前面に持ってくることにしました。
しかしこの一枚岩、かなり重く多孔質ではないんですよ。
だから、岩肌もなんかツルンとしていて面白みがないし、サンゴを置けるところもナイ。
▼土台部分組み換え説明

そこで、新たに「大枝ライブロック」とやらを追加し、この一枚岩の前に置きます。
こうすることで、一枚岩の岩肌の「みてくれ」をフォローし、同時にサンゴの置き場も確保します。
今回は置いただけなのですが、不自然さもなく、うまいこと「ユニット2」の代替品として組むことができました。
▼土台部分組み換え完成

土台は、かなりスカスカで水を通すように配慮しており、非常に複雑な形状になっていますので、さまざまな角度から撮影した画像をいくつか載せてみます。
▼ワラジの位置も7cmほど下げることができまいた。

ついでに従来「コの字」であった直線的な岩組みを、「U型」に湾曲させた入り江を作りました。 今まで、「なんか人工的な感じがしていた一因は、岩組み自体が直線的だから?」・・・と感じていたからです。
▼あくあの塔、右側から。

「あくあの塔」右側はOF化により従来より水位が数センチ増したので、できるだけ高く組上げ、サンゴ礁にある根のドロップオフしたイメージを再現(笑)してみました。
このレイアウトについては、自然の海の画像や動画をたくさん観て、大雑把な形状を決めてから組上げ作業に入りましたが、「自然っぽい」というのは、非常に漠然かつ曖昧な表現ですし、個人の主観によっても、イメージはマチマチであると思います。
よくみると「エダコモン」と「深場系のグラヌローサ」が同じ深さになっていますが、その辺はスルーです。深場系は、より水質に敏感との話しを聞いたことがありますが、この「グラヌローサ」は非常に丈夫ですね。やはりある程度の光があったほうが状態や色がよくなると感じたので、少しづつ上に移動して今回の位置になりました。
▼あくあの塔、右側から、水槽全景

今回は、奥行き60cmを活かして、水槽前面にまでサンゴや岩を配置しました。
▼水槽全景真横から。

ワラジの高さは、従来より10cmほど低くなりました。「あくあの塔」中央の白い岩肌が浮いてますが、個人的には、意外とそんなに違和感がないような気もします。
この部分には、いづれマメスナ、トサカなどのソフトコーラルを植えつけて埋めようと思います。
実際の「根」もミドリイシの下には、たくさんのトサカやヤギが群生していますので。
おわりですの。( ‘ ワ‘)ノシ
☆最近、どこにいってもチェルブがいないよーな気がする。なんで?

にほんブログ村

