9/2は外出していましたが、やたらメールや着信が多い日でした。
友 人 「だいじょうぶー?」
あくあ12 「なにが?」
というのも・・・この日、埼玉県の同じ市内に竜巻がやってきましてね、帰宅してニュース見たらうちの実家の方で、かなりの被害が出たようです。実家への被害はまったくなかったものの、すぐ周辺のご近所ではコンテナBOXやトラックが横転したり、交差点が停電とか・・・。
たまたま早めに帰宅していた弟がメールが近所の様子を送って来ました。
▼実家のすぐそばで、TVクルーが取材などしてたらしい。

ちなみに、私の家もまったく影響ありませんでした・・・。
被害にあわれた方の一日も早い復旧をお祈り致します。

さて今回は、ご意見をアレコレとコメントでいただきましたんで、改めて諸説の確認と対策のまとめです。
また、前回書いた通り「デバスズメ」は9匹、「ネッタイスズメ」は5匹のままです。「チェルブ」「キイロサンゴハゼ」も、もちろん元気です。
1)餌が足りない?
→現在、魚は上記の16匹ですが、1日1回「オメガワン」を指ですりすりして終わり。
現状ですと、別にコレでも大丈夫のようですね。ネッタイスズメが丸々してきたようですが、デバも特に痩せた個体はいません。
ただ、デバスズメは自然環境下では常時プランクトンを食べていると思われますので、タマに1日2回以上にすることもあります。
▼オメガワン

>対 策・・・冷凍コペは嗜好性や、体力をつけるのにいいと思うが、水質汚染もかなり促進するためSPSが心配。なので当面フレークのみで飼育を続ける。一応、これで過不足ないようですので一応OK。
2)水 質
→ベルリン式だと、アンモニアが出るといわれますが、実際この計測はしていません。しかしバクテリアを、かなり多く、継続して添加しています。これによって亜硝酸塩や硝酸塩に酸化されてると考えられますが、これらは特に検出されません。
▼8/17~8/20の汚れ(左:海道達磨、右:SKIMZ RM-163)

最近、SPSが、かなり復調し少なくてもスズメダイが死ぬほどの問題は、ねーと思うであります。
>対策・・・まぁこれもOK。あとは水換え?
3)酸 欠
→現在、スキマー2台(海道達磨とSKIMZ RM-163)と、ウールBOXから水を落下させることで溶存酸素の量を増やしています。これは上記の好気性バクテリアを多めに添加しているからでもあります。
▼溶存酸素対策

バクテリアを多めに投入した日は「音消し板」をずらして気泡を増やし、通常時は音対策のため、正規の位置に戻します。さらに水槽内で水流ポンプ3台がまわっていますので、これで酸欠っていうことは、少々考えにくい気がします。
>対策・・・まぁ、これも対策済みかな?
4)ストレス
→正直なところ、私は半信半疑ではありましたが、皆さんの意見の中に「外敵の存在があるといいのではないか?」ということでしたので、ネッタイスズメを入れました。
みていて、確かにデバ同士の争いは減ったと思われます。ネッタイスズメはデバに、ほとんど攻撃しませんが、適度な緊張感を持ったようで、行動に連帯感も生まれました。結果的にコレは正解だったと思います。
▼ネッタイスズメとデバスズメ

>対策・・・チェルブは良くも悪くも、デバスズメには全く影響を与えないようです。
5)ハーレム
→これは、まはぜさんより、ハーレムを形成するハナダイのように「オス・メスのバランスが悪いから攻撃されているのではないか?」というものです。これは、思い当たるフシも多いし面白い説だと思います。
まず、消えるやつに大きさは関係ないこと、また、ある程度数が減ると安定する・・・ということに合致します。調べましたら、デバスズメは雌雄異体。ハナダイやクマノミのような性転換はせず、「メスが多い」ということがわかりました。つまりハナダイのようなハーレムスタイルです。
繁殖期になると、オス・メスを問わず生殖器が出て、それが大きいのがオスらしいのですが、普段は見分けがつきませんし、特にオスと思われるような行動をとっている個体はいないような?
>対 策・・・うーん、これは運任せですね。普段の行いに気をつけるとか?・・かな。 ・・・問題なし!←
6)細菌など
→これはぴろっく@さん、えび兄さんなどからご指摘のあった説。ストレスなどで弱った個体が細菌に感染し、呼吸器などの急所に異常をきたしてしまうというもの。これは、前日まで非常に元気だったものが突然消えてしまうという事象を説明できます。
>対 策・・マリンフォーミュラみたいなヤツを入れて、細菌のバランスを整える。水槽になるべく手を入れない。水槽に古い岩などを入れるときは十分に消毒する。
7)外 敵
→これはトムさんが紹介してくれたのですが、うちにもあるバブルディスクがなんとハギを飲み込んでいるんですね。寝ぼけたデバスズメごときは、うっかり上で寝ていると食われてしまう可能性も十分あります。また、うちにいる巨大化した黒カニや、ヤドカリも怪しい。
▼バブルディスク

>対策・・・ディスクが30枚ほど増殖していますが撤去は不可能です。カニは昼間出てこないので捕獲が困難ですが、大きなヤドカリは出すことにします。
ただ、「捕食説」は、9匹になってから、全く減らないという理由を説明できませんが、消えた数匹が犠牲になったかも?という可能性は否定できません。
8)ミドリイシの数
→Chat Noirさんの説。「写真なんかを見るとかなり大きな珊瑚礁にデバスズメが生息してますので、集団飼育の鍵はミドリイシの数に比例するのでは?」というもの。
・・・・絶対的ではないかもしれないですが、あるいは因果関係もあるかもしれませんね。デバスズメたちは、夜になるとミドリイシの枝の隙間に入り込みますからね。確証はありませんが「ねぐら」が決まっていたりするのだろうか?
>対 策・・・レイアウトは今のところ変えられないのですが少し足してみましょう。
9)採集法
→これは、私が思ったことなんですが、お店によって生存率が違う気がするんですよね。直接的な原因では、ないかもしれないし、どれがどの店で買った個体かはわかりませんけど。
採集や輸送方法によって「一見元気だけど実は致命的なダメージを受けていた」とかはあるのかも?今は、よくしらないけど「デバスズメ」のように安い魚の採取には「薬品」「濃塩水」が使われていたケースもあったと聞きます。 これを使うと魚が気絶して採取しやすくなり、その後も一時的には元気なのですが、このときの内蔵やエラへのダメージによって一定期間内に死んでしまう・・・といわれてます。
>対 策・・・信頼のできるお店で買う?なるべく入荷直後は避ける。でも同じお店でも減るときは減るんですがね。
10)何か取り憑いてる
→(ま)さん 「ダメなのは、きっと何か取り憑いてるんだ(´・ω・`) 」
→まはぜさん「死んだデバの怨念が合体してあくあさんを襲う」
>対 策…巫女に変身してお祓いする。

この他にも、まだあるのかもしれませんが、こうして考えると意外と要因は多いものですね。コレも想像ですけど原因はたぶん一つではなく、複合的に絡んでいるような気もします。
こうしてみると、具体的にはこれといった改善にはなっていない気もしますが、御祓いも済んだところで、いよいよ次回10匹ほど、追加してみようと思います。
今回間に合わなかったけれどこんな本も買ってみたんで・・・
また何かわかったらご報告しますね。 ( ‘ ∀‘)ノシ

☆めざせ40匹

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