
こんにちは。こちら、「水換え魔人之会事務局」でございます。
(CV:日高のり子)
「水換え魔人之会」は、新たに、お2人のメンバーにご参加いただきました。
015:よしひろさん「海の物語・・ホームマリンアクアリュウム」…80L/月(10/31登録)
016:かかかなゆた さん「ゆたかなパパの海水水槽」…100L/月(10/31登録)
これで、魔人会は、合計17名になりました。
※会員ページは、上の「魔人アイコン」をクリックしてください。(新しいタブが開きます)

水質に敏感といわれるSPS(ミドリイシなど)が主体となる水槽の場合「硝酸塩」「リン酸塩」は、極力抑えなければなりませんが、うちのように、魚の数が多い(35匹)水槽だと、餌や、魚の排泄物も多く「硝酸塩」「リン酸塩」などの「栄養塩」が増えてきます。
この栄養塩は、水道水にも含まれていますので、うちのようにRO浄水器を使っていないと、さらに注意が必要なんですが、現在「おさすい」では、水道水を「アルミナ」に通すことで、リン酸と珪酸を処理しています。
うちの場合、水道水(未処理のまま)だとリン酸塩は「0.2~0.3」位の数値になりますが、アルミナを使った「おさすい25式・リン酸除去装置」の使用で、「0.02~0.03」位にまで低減できます。
▼「25式おさすいリン酸除去装置」

しかし、SPS類をより状態よく飼育するためには、水槽内のリン酸塩は「0.02」位に抑えたいとこなんですが、新しく作る海水が既に「0.02以上」ですと、全換水でもしない限り、日々生成、増加するリン酸塩は蓄積され、増えていく一方というコトになります。硝酸塩もまた似たようなことが言えますね。

さぁ、そんでね・・・増えていく栄養塩を除去するために必要なのが、今回の「BPリアクター」なのです。
ご存じない方のためにちょっとカンタンに解説しておきますと、BPってのは、「バイオペレット」など、粒状のモノを「BPリアクター」内で、くるくると廻し、この中で「硝化バクテリア」の活動・増殖を活発化させ、硝酸塩を無害な窒素ガスに、リン酸塩は吸着させスキマーでポイしようとゆーものです。
・・・で、私はこのリアクターを前から手に入れようと思っていたんだけれど、うちの水槽(約400L)クラスだと、どうしても相応の大きさ(ペレット500ml分)位の容量が必要で、これを新品で買うと3~5万位はしてしまうし、なかなか中古でも出てこない。
それに最近の「おさすい」は、「お財布にやさしく・・なくね?」との、噂もある(?)ので、本来の「お財布にやさしい」という原点(単にビンボウともいう。) に戻り・・・
「こ、これを自作することにしまぁすっ!」(CV:後藤邑子)
・・あーあ、言い切ってしまった。
実は、以前もPETボトルを使った「BPリアクター」を作ったことがあるんだけどね。
▼これは、以前作った「24式(平成24年)おさすいBPリアクター」

・・今回は、当時と較べて水量も2.6倍(150L→400L)になったんで、もっと本格的なモノとして考えていくことにしますね。

比較的、構造が簡単な「BPリアクター」ですが、いくらお安くできたとしても役立たずでは意味がありません。なので、ポイントとなる点はしっかりと抑えておく必要があります。
●前回の反省も踏まえた改善&注意事項
1)常時回転する「バイオペレット」が砕かれて、その破片が流出してしまうことの防止対策。
2)「バクテリアフィルム」やゴミが「流出防止用ネット」に付着し、水の流量が低下。ペレットが固まってしまうことへの対策。
3)前回より規模が大きく、使用するペレット量が大幅に増えるため、スムーズにペレットが廻るよう工夫する。
4)定期的なメンテナンス(流出防止網の洗浄や、ペレットの入換え)が容易であること。
・・・と、前回の反省を含めた内容を盛り込みます。
で、本体は、どうしようかといろいろ迷っていたのですが、実家に「パスタゆでケース」があったので、今回はコレを使用することにして、早速図面に起こしてみることにします。
▼実家でもらってきたパスタゆでケース。(上ふたを外したところ)

図面を書くことで、材料や時間の無駄が減りますし、なにより加工は一発勝負ですから、寸法を間違えて失敗したらパーになってしまいます。それに、BP道師範「P@タマ先生」に、相談するにしても図面がないとお話しになりません。
▼さぁ・・いつものようにランプを「すりすり~♪」。

▼細かな流れは省略しますが、大きく3つの原案をもとにして、「P@先生」とのやり取りを開始。

・・忙しいのに、いつもすまんね、P@タマ先生 (ぴろっく@さんともいう)
▼そして…本体の最終設計案は「Plan-3改 Mk-II」を採用。これで逝く事にします。

さらに、細かい防水面や、メンテなどについてもアドバイスをいただき、それも製作時に反映することにして、ここに「25試・BP魂1号機(Plan-3改 Mk-II:(中二病名称)」の基本設計が完成。
それにしても、このパスタケース、BPリアクタにするにはちょうどよいね。
ああ、そういえば、何を使ったか商品名を書いてませんでしたっけ・・・?

(CV:赤﨑千夏 )
・・・・などと、ムダに「イラッ」とさせつつ・・・
▼これです。大小二本セットなので、いろいろ便利。

▼一応、販売元もさらしておきましょう。

え?・・・お値段ですか?・・・ちょっと待っててくださいね。
あくあ12 「この間もらった、パスタのヤツ、あれいくらだった?」
あくあ12母「んなもん、おぼえてねーよ。」ガチャ!
なんだか、煮物かなんかをしてて手が離せんらしい・・・。
次回、加工編につづく。( ‘ ∀‘)ノシ
☆最近、お仕事も忙しくなってきたうえに、コソコソこんなことしてたんで、ブログ訪問とかできず、すいません。

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