「おさすい」の最終目標である「SPSとスズメダイで沖縄のサンゴ礁を再現」
とゆー目標も、かなり実現に近くなってきました。 一応、サンゴも魚も極力
沖縄にいるものを選んだつもりですが、その辺は定かではありません。
(チェルブは特別枠です)
現在のメンバー
●シリキルリスズメ・・・・・・17匹
●デバスズメ・・・・・・・・・17匹
●ネッタイスズメ・・・・・・・04匹
●ヨスジリュウキュウ・・・・・04匹
●コバルトスズメ・・・・・・・04匹
●うずまき・・・・・・・・・・01匹
●チェルブピグミー・・・・・・01匹
●クマノミ・・・・・・・・・・01匹
●ミズタマハゼ・・・・・・・・01匹
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魚の合計50匹
●ホワイトソックス・・・・・・01匹
●シライトイソギンチャク・・・01匹
●黒ナマコ・・・・・・・・・・01匹
●アカミシキリ・・・・・・・・01匹
●マガキ貝・・・・・・・・・・06匹
●ヤドカリ・・・・・・・・・・06匹
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その他合計16匹
…と、現在生体が76匹ほどいます。
Ca、KHは、いろいろ検討した結果、Caリアクターを使いましたが、今後一番の
課題は、50匹もの魚とその栄養塩を、どうやってSPSが飼えるレベルにまで処理、
低減させ維持するか?(生体量とのバランス、分岐点の見極め)です。
私は単にサンゴだけを飼育するのが目的ではありませんし、かといってスズメ
ダイだけを飼いたくて水槽を大きくしたわけでもありません。
「ミドリイシと魚は、同じ自然の海の中で共存している」ものなので、どうしても、
この2つを切り離さずに再現したかったのですが、これは水質の維持という面
から、かなりの難題(;´△`)。
そのために120cmにしたというのが理由ですが、今後も、これをしっかり維持
できて、はじめて目標達成ということになると思います。
この辺の具体的な対策は、次回以降書いていこうと思います。
▼デバスズメ群泳(1)

デバスズメを「すぐ死んじゃう星人」だの「消耗品」などと酷いことを言って
いる私ですが、やはりSPSにはデバスズメが一番似合うと思います。
そしてやはり一番好きな魚です。(ツンデレ?)
この魚は、やはり群泳し背景にミドリイシがあってこそ、真の魅力が発揮されると
思いますが、私がSPSはチャイロでもいいというのは、この背景があまりハデな色
になると、どうも「らしく見えない」というのもあります。
「どのような水槽が自分のテーマ・理想」なのか?は、人によって違いがあるから
個性が出るのだと思いますし、異なる価値観を楽しむのも趣味かと思います。
▼デバスズメ群泳(2)

これでも20匹に満たないわけですが、天然の「根」には巨大ミドリイシに数百匹
が群泳しており、まさに圧巻です。
水深5mくらいのところで、よく晴れた日は太陽の光が射し込み絶景です。
やはり海中でも晴れた日でないとキレイに見えません。
お天気が悪いと魅力が半減します。
▼デバスズメ群泳(3)

シリキも体色が華やかですし単体で比較するとデバよりキレイだと思いますが
やはり私はデバの方が好きです。
「やっぱりデバは最高だぜ!」 (;´Д`)ハァハァ
ちなみにレイアウトもできるだけ自然の海のイメージを・・・と思っていますが、
実際にはこのように、ソフトコーラルとSPSが別れて生息していません。
ミドリイシとトサカなどのソフトコーラル、その他貝類、カイメン、ホヤ、その他
さまざまな生物がゴチャゴチャと同じところにいます。
天然のライブロックはそれだけ見ていても美しく飽きることがありません。
▼デバスズメ群泳(4)

思えばダイビングで見たこの光景を再現したい一心でここまでやってきた
わけですが、最近ようやく少しイメージに近づけたように思います。
今後は、トサカとSPSを同じ場所に植えたりしていきたいと思いますが、
海との一番の違いはライブロックだと思っています。
あの生物層豊富なライブロックってなかなか維持できませんよね?
▼デバスズメ群泳(5)

コレなんかは潜ったときに上を見上げたときのイメージに近い感じがします。
デバスズメの体色が保護色になっていることがよくわかる一枚です。
ダイビングというとボンベを背負って潜るイメージがありますが、ライセンスや
ボンベはなくとも、ダイビングマスク(水中メガネ)シュノーケルとフィンだけで
もすばらしい光景を見ることができます。
▼全景・上から

シュノーケリングといえば・・・
ダイビング仲間以外の人と行く場合は、一緒に潜れませんので、以前久米島で
4日間、シュノーケリングだけしていたことがあります。
とても美しい海でした。
道具は持っていかなくても、たいてい現地で貸してくれるところがあると思います。
海中に、大きくて短いトンネルみたいなところを抜けた瞬間目の前に40cm位の
ミノカサゴがでてきたり、ヒザくらいの水深なのに魚の大群を目にしたり、いきなり
巨大なボラ?が突っ込んできたり。。。と、毎日飽きることがありませんでした。
このときはスーツも着ないで、Tシャツと水着でやっていましたが7月だったことも
あり、特に日焼けに弱い私は、帰宅後一週間日眠れずエライ目にあいました。
このときの痕が、まだ背中に・・・しくしく。
▼デバスズメ群泳(6)

同じ条件で飼育しているにもかかわらず、シリキは当初のメンバーから
3匹だけしか減ってません。 やはりデバより強い(丈夫)という印象です。
デバとともにヨスジやネッタイ、コバルトなどもいますが、これらもまたデバ
とは違う個性があって、水槽全体が華やぎます。
特にヨスジは個体でみると、えらく地味な体色なのですがこーゆーサンゴ礁
を背景にすると、あのモノクロが俄然すばらしくみえるのが不思議です。
▼デバスズメとまきまき(6)

水槽の上~中層にはスズメダイが泳ぎまわり、下には「チェルブ」や「うずまき」
がゆったりとした動きを見せ、シライトとクマノミが戯れています。
スズメダイだけもいいですが、実際水槽としてみた場合、こういった魚もいない
と、やはり寂しく見えます。
シリキは、最初の頃こそ群れていましたが、今では個別に居場所(縄張り)が
あるようで、基本的にいつも同じ個体が同じ場所にいるようで、あまり群れで
行動しなくなってしまいました。
デバスズメは他のスズメダイと比較するとおとなしく他の魚から攻撃されても
デバが他の魚を追う事はありません。
それだけに群れをつくる傾向は他のスズメより強いようです。
このところ、器具関係の記事が続きましたが、やはりこういう記事の方が書い
てて楽しいですね。
★ではまた~ヽ( ´∀`)ノ

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