最近、特に変わったこともない「おさすい水槽」ですが、実は以前から写真を撮るたびに、ちと気になってることがありました。

うちの照明って全部LEDなんですけど、これは2系統に分かれていましてね、
1)昼間照明(白+赤+青)
2)夜間照明(青+白)
・・・みたいになっていて、両方タイマー(OFFのみのお安いやつ)がついています。
ただこの分類は大雑把なもので、(1)は特に昼間専用とか言うのではなく、単に白・赤を含んだLEDも点灯するよ、という意味で厳密な区分けはありません。
したがって(2)も、特に夜間用というワケでもないのですが、タイマーの時間帯を少しずらしてあるため夕方は(2)だけという青い状態が1時間ほど続いたりします。
で、ここで話は戻りますが・・・・

昼間に(1)と(2)がフル稼働している状態でも、実際の見た目よりかなり画像が青っぽいんですよ。
たしかに照明は、多少青っぽい方が(赤・ピンク系除いて)多くのミドリイシはきれいに見えるんですけどね。 あくまで、私の感覚ですが、この状態におけるうちの照明ってだいたい15,000K(ケルビン)くらいなのかなと。
あくまでサンゴがメインなら、コレはコレでいいのかもしれませんが、ただ・・・なんというか、コレ実際に海に潜ったときのイメージとはちょっと違うんですよね。
浅い海中での太陽光ってもっと白(黄色)っぽいですからね。
このため、前回の動画でも思ったけど、どうもデバも青くなりすぎてしまう。
で…うちにGrassy LeDio27wのホワイト(スポットLED・10,000K)があるんですが、これすごく光が黄色く見えます。
別に文句とか言っているんじゃなく、皆さんご存知のように、本来の太陽光は6500K~10000K。 つまり、うちの水槽がそれだけ不自然に青いからこの光が浮いてしまうというわけです。
でも、やっぱり照明を調光して10000Kくらいにしてみると、目が普段の青い光に慣れてしまっているせいか、どーもサンゴが茶色く見えてしかたありません。
そのため、従来はこれで主に砂地部分をを照らしていたんですが、砂も黄色く見えるし、グリーンのエダコモンなんかも黄色く、くすんだ色になってしまうため普段あまり灯けていなかったんです。

サンゴ水槽だとちょっと扱いづらいこの色・・・
なんとかこのGrassy LeDio27wのホワイトを有効活用できないか?と考えたのが今回のお話です。
▼まず、Grassy LeDio27wのホワイトを大移動します。

このLEDの照射角は約60度ですので、現在の水面から約30cmの高さだとかなり黄色が目立ちます。
そこで、コイツを「あくあの塔」の中央に持ってきて水面上60cmの上から「塔全体を照射するようにしたらどーよ?」・・・というワケです。
ただ、困ったのは移動先にこのLEDを固定できるものがありません。
上から釣ろうかと思いましたが、あいにくこの天井は石膏ボードになってて一部分を除き、ネジが利きません。
▼そこで仕方なく二本のアームにポンと置きましたw

載せただけでは地震のときに落下してしまうため、クリップでプラチェーンにつかまっている状態に。一応これでも落下はしなさそうです。
幸い(?)なことに、このLEDはレンズ部分の径が小さいので幅5cmほどのアームの隙間からでも光が通ります。
▼点灯してみます。

「グラッシー白」は、黄色の線の位置にあるヤツです。
下にもう一つ同じようなものがありますが、これは「Grassy LeDio27wの青/白」です。
▼使用前

▼使用後


いままで、青々していたデバの群れも、「あくあの塔」頂上付近にくると、青+グリーンみたいな色に見えます。
そうそう、この光の角度によって青から水色、さらにエメラルドグリーンに変化する…これぞ日中の太陽光の煌きの中を泳ぐ本来のデバスズメの色! ピンク系も少し赤味を増しているし、その他の青・緑系のサンゴもこれならOKです!
さらに照度の高い白光で光量もアップ!
いままで、この「Grassy LeDio27w リーフホワイト」は何度か外してしまったこともありましたが、ようやくうまい活用法ができたような気がしたので、書いてみました。
水槽とデバが青く感じるとお嘆きの方は、試してみるといいかもしれないですよ。


・・・・・・・え?ヌシ(オニイソメともいう)の捕獲?
…だって、でてこないんだもん!

おわり。
この画像を見てカワイイと思ってしまったあなたは・・・ろr(略)

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