
こんにちわ。 あくあ12なの。
「あくあ県警」の必死の捜索にもかかわらず、うちのヌシことオニイソメ(推定体長約1~1.5メートル、太さ人間の指くらい)は相変わらず姿を見せません。
はて・・・? あんなに大きなものがなぜ見つからんのか?
そーいや私、自分の水槽の生き物に「メートル」という単位を使ったの初めてです。
ヽ( ´∀`)ノ 笑・・・・えない。
この日、私は水槽中の全てのサンゴと岩組みを取り出して捜索する決心をし、海水60Lと手下1人を用意し「ヌシ」との最終決着をつけるべく朝から大々的な捜索を開始したのでした。
▼まずは目撃証言のあった水槽向かって左側の岩をバラします。

そして海水を張った容器に移動させつつ、1つづつビクビクしながら岩をチェックします。
手 下 「あ!いたいた!! コレ?」
あくあ12 「・・・それはケヤリムシです。」
手 下 「え、コレじゃないの?」
あくあ12 「もう少し大きいんですよ。」
手 下 「・・・そうなの?」
あくあ12 「言い忘れたけど1m以上あるから気をつけてね (*ノω・*)テヘ」
手 下 「はァ? イソメってあの釣り餌のでしょ?(笑)」
あくあ12 「・・・・動画があるんだけど・・・・・・・・・見ます?」
手 下 「…Σ(゜Д゜;) ナニコレ? ナニコレ!? ナニコレ!?
ナニコレ!? いやぁぁぁぁあああ~!!!」
あくあ12 「咬まれると人でも死ぬから気をつけてねっ♪ (ゝω・*)b 」※
手 下 「きいてねーぞ!コラァ! (#`Д´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵ 」
(※たぶん死なないと思います。)
こーしてほのぼのした会話を交わしつつも作業は進みます。
やがて左の岩組みが消えフローパイプ全体が見えるまでになりましたが、そこにヌシの姿はありません。
念のため、左半分の砂もガサ入れしてみましたが、やっぱり砂の中にもいないよーです。
ここにいねーとなれば・・・・いよいよ「あくあの塔」をバラさなきゃならんなー・・・
「あくあの塔」をバラすとなると、丸一日を費やす上、白点病発生のリスクもあります。
しかしやるなら比較的涼しく、人手のある今日しかチャンスはありません。
・・・と、そのとき「(((゜Д゜;;)))) …あ、あれ? アレ!!!」と手下の声。
Σ( ̄□ ̄;) おー、いました、いました。
なんと、コケや石灰藻でよく見えないフロー管の中にいました。
フロー管の汚れをゴシゴシ取ったところ、ようやく姿を現しました。
▼ヌシ発見

なるほど、なるほど三重管の内側なら暗いし砂もある。
道理で見つからないはずです。
調査の結果、底側からは侵入できないことがわかりました。
どうやら進入経路は出水口部の切り欠きからのようです。
さて、ここで問題です。
1)外側のフロー管を外しながらうまくネットをかぶせて捕獲する。
2)切り欠き部分をふさいでここに封印する。
3)見なかったことにする。

とぐろを巻いたり、フロー感の中を上下するヌシを眺めながら、しばし悩みましたが・・・・
ここで私は(2)を選択。 封印することにしました。
まぁちょっと窮屈でしょうが、まぁ基本砂の中にいるわけですし、少し砂を足してあげて、たまにクリルを与えることで我慢してもらうことにします。
▼ヌシ捕獲図

それにここなら取り出そうと思えばいつでも監視・捕獲が可能です。
誰かここを見た、海の近くに住んでいる親切な方が「逃がしてやんよ」と、声をかけてくれるかもしれません。
▼出入り口封印

送料は負担しますので、もしどなたかいらしたら是非お願いいたします。<(_ _)>
もちろん、飼育したい方でもOKなの。 (ゝω・*)b (いねーかw)
あのー、ここで別に私が博愛主義で優しいとか、○すのはいけませんとか言うつもりはないですよ。
でも、やっぱり引きずり出して始末するのも、ちょっと気の毒な気もしましてね。
あと、うっかり逃亡される可能性もありますし、正直でかすぎてコワイってのもあります。
ともあれ・・・
こーして、私「あくあ12」は「オニイソメ」
▼ツノダシのためにさらに砂地を空けてみたよ。

そのうち、TV局や雑誌社から「オニイソメを飼うJK」として取材のオファーが殺到するに違いありません。
(ゝω・*)vキャピ
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