今週は、スケジュールに余裕ができたので、
時間があるときにチャッチャと更新することにします。
でも、相変わらずコレといったネタなど、皆無なのであった。

アンデルセン童話に、「みにくいアヒルの子」
とゆー、お話がある。
みなさま、ご存知のように、
アヒル一家の親から生まれてきたヒナたちは、
みな、揃って黄色。
だが、その中で「灰色のやたら大きな子」が
産まれましたとさ。
他の、兄弟(姉妹?)とは、1匹だけ異質な、このヒナ。
気の毒なことにハブられてしまうのである。
▼それはきっとこんな感じだ。

(黄色いヒナ/CV:久野美咲 ・ 灰色のヒナ/CV:子安武人(裏声))
だが、しかし、
いざ成長したら、この灰色ヒナが、
「実は私、美しい白鳥でした~♪」 (ゝω・*)vキャピ
めでたし、めでたし。
・・・みたいな、お話ね。
それにしても、白鳥も、こんな「カッコウ」みたいな
マネをするのかね?
どーなってんだ鳥類っ!?( `Д´)ノ
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さて、前置きが長くなったけど、
SPSって、最初からお高くてキレイなのだけではなく、
安くたって、キレイになる可能性があるよね?ヽ( ´∀`)ノ
・・・あ、ならないのもいるけど。
で、今回は、お安いサンゴ(アヒル)が、
「白鳥」・・・と、まではいかないが、
それなりに変貌したよ?…というお話。
そもそも、最初からキレイなのは、当然ながらお高い。
でも、入手時点でキレイなら、キレイなのは当たり前。
つまり、現状維持で、それこそ色が落ちたらガカーリ。
・・・でしょ? (うん、と言って!)
これじゃ、飛んでいった「諭吉」も泣こうというもの。
ん?・・・
自分で「諭吉」と、書いといてなんだけど・・・
うちには、「一葉」以上の個体(SPS)すら、
ほとんどいないのだった。 (*ノω・*)テヘ
そんなわけで・・・
最初から、お高くキレイなものではなく、
将来を見込んで、小さくてアレな個体を、お安く買い、
そして自分好みに育てる・・・・
そう、これこそ
”源氏物語”なのよっ!(ゝω・*)b
・・・って、あれ?
アンデルセン、どこいった?
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元々、そのサンゴが持つ色などの「素質」は、
環境のみで変えようというには限界がある。
でも、「キレイじゃないから」といって、水槽の隅っこに
追いやってしまい、その素質を引き出さ(せ)ず、
「アヒルの子」のまま、くすぶっている個体って意外と
多いのではなかろうか・・・?
狭い水槽の中ゆえ、個体ごとの「ストライクゾーン」は、
意外と狭い。
私も以前、「ハイマツ」がどうしても上手く行かなかった
時期があった。
▼ハイマツ 2015.08.03(移動直後)

SPSの場合、色が薄い個体(薄ベージュ)などは、
色揚がりに期待が持てるが、このハイマツときたら、
購入時は、見事なコゲ茶色。
通販で「ピンク系ハイマツ」ってのを購入したのだが(¥1,980)
まぁ、「おピンクハイマツ」が、そんなに安いわけないよね?
で、案の定、開封した瞬間、正直、「あうっΣ( ̄□ ̄;)」ってなった。
・・・経験上、こういう色は、まず色揚げは期待できないからね。
で、しばらくは、薄暗い「二等地」に置いていた。
でも、1ヶ月ほどしてから、思い切って「あくあの塔」、頂部の
照明直下。 間欠水流が当たる超一等地?へ引越した。
▼ハイマツ 2016.02.10(移動後、約半年経過)

そしたら徐々に成長を始め、色も多少だけど改善した。
撮った角度が違うけど、あきらかに色は明るくなっている。
これって、もしかするといわゆる「強光障害」に近い状態なのかも
知れないが、成長しているということは問題がない・・・よね?
ただ、日中でもポリプがワラワラするタイプであるハイマツの
割には、ポリプの出が以前より明らかに悪い。
これは光に依存するようになったからか、調子がイマイチ
よくないからなのかは、よくわからない。
しかし、これまで
「何をしても、こげ茶色のサンゴだけは、色の変化を期待できない。」
と、思っていた私に「こげ茶でも、色が変化する可能性は0じゃないよ」
ってコトをを教えてもらいました。
決して「白鳥」ではないけれど・・・
私にとっては貴重で、新しい発見であることには違いない。
次は、お店のストック水槽の底の隅に転がっていた、
いわゆる「色落ち品」。
これも¥1,980で拾ってきた。
▼2015.10.25(購入直後)

先ほどのハイマツと違って、色落ち個体といっても、
こういう色は、環境さえ良ければ、いかにも化けそうな
気はしたけれど。
▼2016.02.17(約4ヶ月後)

この個体、非常に撮りづらい場所にあって、どーしても
他のサンゴを移動しないと上手く撮れない。
10枚ほど撮って一番マシなのがこれw
とりあえず「色が変わったね?」という程度に見てね。
まぁ、実際「化けた」というほどでもないのだが、
この個体は意外と短期間(1週間くらい)で、本来の(?)
ライムグリーン色に戻った。
しかし、その後、もう少し色が出るかと思ったら、それ以降
あまり変化はなく現在も、そのまま成長中。
この他にも、いくつか色が変わったものがあるけど、
長くなるから、また次の機会に。
まぁ、白鳥に化けたっていえるほどの事例でなく、
単なるアイディア倒れっぽいのは…
いかにも私らしい(*ノω・*)テヘ
まぁでも、そんなわけで、
私は新しいサンゴは、いきなり接着しない。
ストライクゾーンを見極めてからでも
遅くないと思うからねっ。
さぁ、みんなも、「オペレーション・アンデルセン」に
チャレンジだぁ! ヽ( ´∀`)ノ

●アンデルセンさん、マジすみませんです。<(_ _)>

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