こんばんわ、あくあ12なのです。
さて、その後の「ハナビラ一行」ですが…。
まず、ハナビラ「A」が・・・
…というのも、なんか味気ないですね。
ここは、やはりテキトーに名前をつけて
呼ぶことにしましょう。
実は、この2匹、大きさがよく似ていて個体の見分けが
つかないが、よ~くみると一方は若干体色のピンクが
濃く、もう一方はやや白っぽい感じ。
・・・・なので、
・桃色っぽいのを 「ポチ」
・白っぽいほうを 「タマ」
▼左がタマ、右がポチ

と呼ぶことにしましょう。
・・・え、色と関係ない?
ですよね~w
なお、ハナビラクマノミも、他のクマノミ類と同様、
雄性先熟型の雌雄同体なので、大きさが同じと
いうことは同性なんでしょう。
つまり早く大きくなった方がメスになるというわけです。

さて前回、「クマノミレーダー」で無事イソギンにまで
たどり着いた、「ポチとタマ」ですが、ここで厳しい
試練にさらされます。
…というのも、
私があのイソギンを置いた場所ね、水槽左側の島に
巣食っている「シリキ一家」の出入り口なのね。
しかも、前回書いたように、イソギンが水流でふっ飛ばされ
ないように一部の岩組みを変えてしまった。
スズメダイって、レイアウトを変えると自分の縄張り空間
が変化するせいか、新領地確保に向けた
戦いが再発してしまうんだけど…
▼出入り口周辺の図

さらに今回は玄関先にいつの間にかイソギンまで置かれて
しまったわけで、案の定「シリキ一家」は大激怒。
その怒りは、いつもの身内同士の縄張り争いより
イソギン&タマポチに向けられたようです。
「誰に断ってここに居座ってんじゃ、コラァ!!!」
「どかんかいワレェ!!!」
「いてまうどボケェ!」
…とばかりにポチ&タマに総攻撃を仕掛けます。
ポチとタマはビビリながらイソギンに篭城。
さすがのシリキ組もイソギンには手を出せず、
周囲を包囲しつつも攻撃は、ままならないようす。
しかしシリキ組は威勢のいい
なんとか立ち退かせようとして、ポチタマが少しでも
イソギンからはみ出る一瞬を狙って急降下攻撃したり、
尻尾を使ってイソギンをどけようとしたり…
▼シリキ組攻撃の図
このように、あの手この手を駆使して、
懸命に嫌がらせを繰り返し、
…事態はスリリングな展開に。
まさに”生命の危機を迎えた”といっても過言では
ないといったこの状況。
…とはいえ、この2匹の対抗策ときたら、
相変わらずイソギンで「もふもふ」しているだけなので
危機感も悲壮感もイマイチ感じられないのだった。
さぁどーなる?
ポチとタマ絶体絶命・・・!?

…しかし、ここでポチタマに意外な援軍が現れる。
それは、「ネッタイ組の親分」。
うちの水槽で一番強いのは、この巨大なネッタイの親玉と、
ヨスジの親玉。
このツートップに逆らうものはいない。
▼用心棒先生(大きいのでヘラルドヤッコみたい)

この豪腕、凄腕のネッタイ親分が、なぜかイソギン
(タマとポチ)の用心棒として護衛を始めた。
最初は偶然のように考えていたが…
ネッタイ自身はイソギンやポチタマには手を出さず、
常にイソギン上を哨戒し、シリキ攻撃隊が来ると、
その都度撃退している。
「そんなバカな・・・・」
って思うでしょ?
いや、でもホントなんだな、これが。
毎日、というか常に、このガードは続いているので
偶然ではない。
▼水槽全体と警護中のネッタイ先生(イソギン右上を哨戒中)

ところで、このネッタイ先生といえば…
穴は掘るし、新人いじめはキツイわで、
近いうち、一本釣りしてリストラしようと思っていたのに、
弱気を助ける正義の用心棒に?
・・・なんていうのは人間の勝手な解釈で、
単に、この一帯を縄張りとするネッタイが、
目障りなシリキを排除しているのだろうけどね。
でも、結果的にタマ&ポチの負担はかなり
減って助かっているのは事実。
ちなみにデバ、ネッタイ、ヨスジ、ルリたちは
クマノミには無関心で、シリキだけが攻撃している。
これも、たまたま縄張りの問題なのだろうが。
さ~て次回のおさすいは・・・
「タマ家出する」
「タマ家に戻る」
「新メンバー発表」
の3本です。(たぶん)
あー、いままでのネタ不足がウソのよう・・
ウェヒヒ♪ (cv:悠木 碧)
●さらに、つづくっ!

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