思い切って久々に岩組を取り出して、水槽内の大掃除とレイアウトの見直しを行いました。
この気候なら、水温の変化にあまり神経質にならずに済みますので決行しました。
水槽の水をバケツと衣装ケースに半分ほど移し、バケツで岩を振り洗いしてゴミを取り、
ケースに保管します。バケツの水は、汚れで「味噌汁」のようになっていきます。
早くも「あーっ!腰イテェ!」といいながら写真をパチリと。(誰得?)
▼取り出したサンゴとライブロックの一部

▼汚れた水

ふと、思ったのですが、コレを水質検査するとどうなるか?
やってみました。
▼結果はコレ

…んー?意外と反応しませんね?わずかに硝酸塩に反応がありますが…。
一見、すごい色なので何か劇的な反応があるかと思いましたが、どうやら物理的な
ゴミで濁っているだけで水質自体には、思ったほど大きな変化はないようです。
底砂にパウダーを使用しているため、白煙がものすごいです。
また、土台としている大き目の岩を取り出すのはリスクがあるので、
一部は、そのままとして残りの水を砂の汚れを共に吸い出します。
▼白濁する水槽

さて岩組みですが、うちの水槽では、砂地の表面積をなるべく広くとるため、
なるべく岩と砂の接地面積はコンパクトに、また、水槽の高さが60cmあるので、
なるべく高く積み上げます。
また、崩れないようにしっかりと、しかし水通りが良くなるよう、なるべく
スカスカな空間が出るように組むのですが、これが非常に難しいです。
特に、「しっかりと」と「スカスカ」というのは相反しますので、せっかく
できたと思ったら、「グラグラ…グシャー」。
もう、これストレス以外の何者でもありませんが、ひたすら完成を待ってる
サンゴや魚たちにとってもさぞストレスでしょう。
そんなわけで、腰痛をおして急いだのですが完成に2時間半ほどかかりました。
肉体的にも精神的にも重労働でしたが、なんとか完成です。
今日は夕方まで出かけていたため、開始が夕方で完成は夜中になってしまった
ため写真は次回に。