幸いなことにサンゴイソギンチャクたちは、右側の塔(通称:イソギンタワー)にとどまっています。
親株である1号は、依然としてタワー根元付近の岩組みの背面におり大きな動きはなく、2号は柱の
中腹を右から左に移動、そして3号は依然として頂上付近にいます。
このタワーに3匹が集中してくれれば、他のサンゴへの接触もないし景観的にも最高なんですが。
▼イソギンタワー

今日になって、1号が少しづつ岩組みの背面から、正面に出てきようとしているため
再び、ミドリイシとのミアミスが懸念されます。
そこで、イソギンとミドリイシの間にライブロックの板で仕切り版を設け、タワー方向に
誘導しています。やはり、背面側だと光が足らなくて気に入らないんですかね?
うちには板状のライブロックの破片や枝状ライブロックがたくさんあり、このような移動位置の誘導
や立ち入り禁止区域を作るのに大活躍しています。
イソギンからすれば、こちらのエゴにつき合わされるのはさぞ迷惑な話で、申し訳ないと思いますが…。
ところで、これらの破片を使いイソギンチャクの動きを制御するためには、足盤の位置がわからないと
うまくないため一旦開いたポリプを縮め、位置を確認しながら置くのですが、このときクマノミたち
が、しきりに岩や手を攻撃してきます。
昨日は、このように置いた岩を、「自分たちにとってジャマだ!」と感じたようで、これを体当たり
で下に落としミドリイシもろとも落下するという事件(?)が発生。
共生してるイソギンチャクを護ろうとしているとはいえ、
ぶちきれそうになりましたが