全体の水流の流れのイメージは、こんなかんじです。
一応、線が太いほど強い流れとなっています。
右上の「コラリアもどき(名前忘れた)」は、線が細いですが、もうちょっと強力ですかね。
ウェーブマスターなどによる間欠水流ではなく、時間によって特定のポンプだけを手動でON/OFFします(笑)

画面、左上には「RIO2500」が2基ついています。
ひとつは、クーラーにつながっているため、水流がそれほど強くありませんので、もう一台を水流専用として
追加装備しています。
しかし、これをそのまま使うとパワーが強すぎて水槽内が「洗濯機」になりますので、付属の吐水口で方向と
強さを調整しているのですが、それでもかなりの強いため常に稼動状態だと水槽右下部分の砂を徐々に巻き上
げてしまうため、適当にON/OFFしているわけです。
これを上からみるとこんなイメージです。
水槽の背面にも水が通るように、スペースを空けています。

中央のミドリイシなどのSPS群がいるあたりは、左右からの水流がぶつかって、さらに下に落ちてくるため、
このあたりは最も複雑で強い水流となります。
前回説明した、例の「せり出し部分(オーバーハング)」は、少し水流が弱いのでツツウミヅタなどを配置
していますが、全てのポンプをONにすると、やや強すぎるようで一時的にポリプを閉じてしまいますが、
ある程度の時間が経過するとだんだん慣れてくるみたいで、「8分咲き」くらいまでには復活してきます。
ウミアザミもONの状態だとポリプがなびいてしまい、一部分がパクパクできないみたいですが、常時この
状態ではないので、特に悪影響はなさそうです。
これら「ふわふわ系」は、メインのポンプを切って、水流が穏やかになると満開となります。
ただ、ミドリイシやツツウミヅタはその形状からか非常にゴミがたまりやすいので、両方の状態(強/弱)が
交互に発生するような状態がいいと思います。
また、流れが循環して中央のサボテングサや、クサビライシ、左下のスターポリプにも、かなりの強さで
水流が当たりますが、これらは強すぎるくらいでいいと思います。
ディスクやイソギンチャクにもそこそこの水流が行ってますが、この水槽内では流れが一番弱いエリアです。
できれば、ウスコモンにはもう少し強い水流を当てたいのですが…。

水流といえば(今は使っていませんが)昔レイシーの「間欠式上部フィルター」を使っていました。
濾過槽に溜まった水が、1分くらいの間隔で一挙に「ドバー」と出てきて、濾過槽内が常に満水と空の状態を
繰り返すというもので、優れたろ過能力もさることながら、水流の出方が自然の波のようで、いまだに一番
いい感じだと思っています。
今は、「ウェーブマスター」などで、間欠流を作るのが主流となっていますが、本当はこの装置のような水流を
再現したいと今でも思っています。しかし上部式なので照明のジャマとなり、メンテもしづらく、濾過槽の
影ができる、水位が変わるという他に、2回ほどあふれてエライことになったなどの理由で
撤去してしまいました。
このオモラシ事件で、マンション5階にある実家から追い出され現在のマンション(1階部分)を買うキッカケ
にもなった…まぁ、いろんな意味で忘れがたい濾過槽です。
(濾過槽に翻弄される人生w)
まだ、書き足らないこともありますが、あまり長々書いても読みづらいので、今日はこの辺にしておきます。
次回は底砂について触れてみようと思います。

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