ハタタテハゼの消失

こんにちは。あくあ12です。

最近、平穏すぎて「平和ボケ」したかのごとく、何もなかった水槽ですが不可解な事件が発生しました。

それは…先日、夕方17時くらいに、なに気に水槽に目をやったときです。

普段、ほとんど目にすることのない「イボヨウバイ」と「巨大黒カニ」が一斉に姿を現し、おまけに、
いつも岩陰に潜んでいる「巨大クモヒトデ」が、ツツウミヅタを踏み倒して岩組の上にまで、
這い上がっています。

「なに?」

…しかし、このメンツが揃って、騒いでいるということは、たぶんロクなことでないに決まっています。

おそるおそる水槽の中をよくみると「黒カニ」が、ハサミにハタタテハゼを持っている
ではありませんか。
イボヨウバイやクモヒトデも、「それ」が目当てらしくカニを追いかけます。(すげー速さ)

やがて、クモヒトデが黒カニから獲物を奪うと、そそくさと岩陰に消えていったのでした。(この間約2分)

争奪戦見取り図

…なんとまぁ、おそろしい光景でしたが、問題は、朝まで、いや昼間で元気だった「ハタタテ」が
一体なぜ、このようなことになってしまったのか?」…ということです。

今までの経験上、どう考えても水質や環境の異変で☆になったのではないと思うのですが…??

-------------------------------------------------------------------------------------
杉下右京 「神部クン、これは事故ではありません。殺人事件です!」

神部くん 「で、でも杉下さん、証拠はあるんですか?」

杉下右京 「それをこれから探しに行くんですよっ」

伊丹刑事 「こまりますなぁー警部殿!」

角田課長 「ヒマかっ!?」

-------------------------------------------------------------------------------------

…そんなわけで、早速調査にかかりましたが、さっぱりわかりません。
やっぱり、ドラマのようには行かないや。

犯人は誰?

この黒カニの映像
[] VPS


※途中で、カレーを電子レンジで暖めていた音が鳴り響いていますね。
 それにしてもキイロサンゴハゼが、なにか珍しいものを眺めるように「じー」っと見ています。

検証(1)
まず、あれだけ元気であったハタタテハゼですから、昼間の遊泳中にしとめられるような生物はいません。
しかし、ハタタテハゼというのは夜間寝るときや、昼間でも驚いたりしたときに岩の間に隠れる習性があります。
犯人は、おそらくこのスキを狙ったと思われます。

検証(2)
この一連の騒ぎがあったのは、時間にして約1~2分のことでした。
もし、ハタタテが、もっと以前に☆になっていたとしたら、この騒ぎもそのときに起きていたと思います。
しかし…カニが手に持っていたハタタテの体は白っぽく褪色しやや時間がたっていたようにも見えました
が……なにせ一瞬のことでしたので何ともいえません。

検証(3)
最初にハタタテを持っていたのは、間違いなく黒カニでしたが、今まで数年間見てた限りではこのカニは、
コケを食べているところしか見たことがありません。
しかし、雑食性のカニなのであれば、お腹がすいていたら犯行に及ぶ可能性もありますし、夜間に行動して
いるようですので、いままでにも前科があるかもしれません。

検証(4)
最後に、クモヒトデですが、結構肉食性は強いと思います。また動きもすばやく、全長約20cmもある長い
触手…あやしい。でもやはり生きている魚を襲う場面は、私が見た限りではありません。
しかし、休んでいる魚を捕らえることは、十分に可能なスピードとパワーがありそうです。
また、以前から死亡魚やツツウミヅタに覆いかぶさっていたりしたこともあるので…。

「身体は大人、頭脳は子供」の迷探偵、「あくあ12」には犯人探しはムリでした。
どなたか、犯人がわかる方、あるいは見解ありましたら教えてください。

容疑者1:黒カニ…………(ハラ減ったのでやった)

容疑者2:クモヒトデ……(脚で絡め取ることができたのでそのまま食べた)

容疑者3:あくあ12………(水槽の管理上問題が?)




@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

追伸>
前々回の「地震対策を考える」の記事が好評?だったのに気を良くした一級建築士の
TBCさんが、どうやら「本気モード」で、何か書いてくれてるよーです。
また、対地震アンケートの回答もぼちぼち増えてきたので、今年中には何かしらの
カタチでうpできそうです。

さぁ、みなさんも、TBC先生をおだて応援してみましょう!(笑)


応援してくれるとうれしいです。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
読んでくれてありがとう!応援してくれるとうれしいです

コメント

うぅ~む。。。
ん~残念。。。
ハタタテハゼくん。。。

容疑者3!と言ってしまいたいとこですが
あくあ12さんの水槽が水質低下ってことも考えがたい・・・

生体上の問題だったんじゃないですかね?
(とはいえ導入してから結構時間たってますもんね)
ウチのハタタテ1号もそうでした
ピッピッって美しき直角ドリブル繰り返してたのに
突然見かけなくなったらスカベンジャーの餌食に・・・
仲間のサカナクン達は何とも無かったのに。。。
寝込み襲われる程ノロマじゃないし。。。
弱った生体を襲うのは自然の摂理ですもんね(涙)

でもでも
頑張りましょうっ!
この事件を解くヒントは三匹の身体的特徴に隠されています。事の真相はこうです(キッパリ

ハタ美はその容姿から皆のマドンナ的な存在でした。
そんなハタ美は自惚れが強く、それが事件を引き起こしたのです。

「おほほほほ。わたくしと付き合いたかったら三匹で戦いなさい。勝った者と付き合ってあげるわ。そうね、ジャンケンが良いわね。」(ニヤリ

もうお判りだろう。
それぞれがグー(イボ)、チョキ(カニ)、パー(ヒトデ)しか出せず、あいこが延々続いたのだ。
弄ばれたことに気付いたカニは憎悪が芽生え、己のハサミを凶器に変えたのです。
ヒトデとイボは救出に向かったが既にハタ美の命は事切れていたのでしょう。

自業自得とは言え切ない事件です。
ご冥福をお祈りいたします(-人-)ナムナム
>梅人さん
えー!!
よ、容疑者3!…??
て、ことは容姿端麗、頭脳明晰、水槽テクニックも完ぺきなJK、
16歳のこの私を「容疑者よばわり」?ひどいわー!!ww。

でもね、昼間まで、本当に弱ってなかったんですよ。
ちゃんと「ピッピ」してましたからね。
今回は本当に理由がわかりません。
>ひさ坊さん
お説、拝読いたしました。
さすがはひさ坊さん、すばらしい洞察力&観察力&推理力。
さすがの杉下警部も脱帽するしかありません。
なるほど、なるほどー。そーだったんだ。


はた美「ひさタン!!、もーお酒はほどほどにしてってあれほどお願いしたのに…。
ジャンケンって何よ?ここは千葉のキャバじゃないのよ!」
No title
こんばんは~
ハタタテハゼさん どうしたのでしょう? とても残念です。
餌を食べなくなったとか元気がないとか何かサインがあれば少しは覚悟するのですが、少し前まで元気で突然・・・というのが一番ショックですよね。
黒カニさんやクモヒトデさんが悪いのかは疑問ですが・・・
水槽の中、見た目は綺麗な世界ですが弱っているものには容赦しない弱肉強食の世界ですよねー。

それにしても黒カニさんはよくサンゴをかき分けてハタタテハゼさんんを引っ張って行きましたね。あっ?まさか挟んだまま持ち上げて・・・まさかねぇ?

私も動画は黒カニさんを見ているキイロサンゴハゼさんの方に注目してしまいました。(笑)

私もハタタテハゼ大好きなんです、何匹か短命に。
フレームエンゼルがいる間は飼えません。すごいしつこさで威嚇しまくるんです(泣き)



>keiさん
こんばんは。

うーん。体調が悪そうなら、ある程度見ててわかるんですが、
どうも今回は水質とかじゃないような気がするんですよね…。
でもやっぱり弱ってたのでしょうか?

黒カニは、たぶんハゼを持ったまま歩いて移動し、いつもの
ねぐら?へ行ったのだと思いますが、クモヒトデが動きはじめた
タイミングは私が見たより、もっと前だったのかもしれません。

>私も動画は黒カニさんを見ているキイロサンゴハゼさんの
方に注目してしまいました。(笑)

そうなんですよね(^^)なんだか、妙にじーっとみてるので
笑ってしまいます。

>私もハタタテハゼ大好きなんです、何匹か短命に。
フレームエンゼルがいる間は飼えません。すごいしつこさで
威嚇しまくるんです(泣)

あのグラデーションのあるデザインいいですよね。
私もハタタテ大好きですが、原因が解明されないと
しばらく入れられません(泣)

コメントの投稿

非公開コメント


カテゴリ
検索フォーム
アクセスランキング
最新コメント
月別アーカイブ
あくあLink
ReefRing Status
1.023worldReef Ring
List Rank
<5 < > 5>
海水館さん
indexlogo_co.jpg
悪亜(あくあ)SHOP
悪亜(あくあ)商事(生体資金調達用)
動物・魚などの里親を募集してます。
ペットのおうち
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

サイドバー2下の追尾スペース