最近、平穏すぎて「平和ボケ」したかのごとく、何もなかった水槽ですが不可解な事件が発生しました。
それは…先日、夕方17時くらいに、なに気に水槽に目をやったときです。
普段、ほとんど目にすることのない「イボヨウバイ」と「巨大黒カニ」が一斉に姿を現し、おまけに、
いつも岩陰に潜んでいる「巨大クモヒトデ」が、ツツウミヅタを踏み倒して岩組の上にまで、
這い上がっています。
「なに?」
…しかし、このメンツが揃って、騒いでいるということは、たぶんロクなことでないに決まっています。
おそるおそる水槽の中をよくみると「黒カニ」が、ハサミにハタタテハゼを持っている
ではありませんか。
イボヨウバイやクモヒトデも、「それ」が目当てらしくカニを追いかけます。(すげー速さ)
やがて、クモヒトデが黒カニから獲物を奪うと、そそくさと岩陰に消えていったのでした。(この間約2分)

…なんとまぁ、おそろしい光景でしたが、問題は、朝まで、いや昼間で元気だった「ハタタテ」が、
一体なぜ、このようなことになってしまったのか?」…ということです。
今までの経験上、どう考えても水質や環境の異変で☆になったのではないと思うのですが…??
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杉下右京 「神部クン、これは事故ではありません。殺人事件です!」
神部くん 「で、でも杉下さん、証拠はあるんですか?」
杉下右京 「それをこれから探しに行くんですよっ」
伊丹刑事 「こまりますなぁー警部殿!」
角田課長 「ヒマかっ!?」
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…そんなわけで、早速調査にかかりましたが、さっぱりわかりません。
やっぱり、ドラマのようには行かないや。

▼この黒カニの映像
[] VPS
※途中で、カレーを電子レンジで暖めていた音が鳴り響いていますね。
それにしてもキイロサンゴハゼが、なにか珍しいものを眺めるように「じー」っと見ています。
検証(1)
まず、あれだけ元気であったハタタテハゼですから、昼間の遊泳中にしとめられるような生物はいません。
しかし、ハタタテハゼというのは夜間寝るときや、昼間でも驚いたりしたときに岩の間に隠れる習性があります。
犯人は、おそらくこのスキを狙ったと思われます。
検証(2)
この一連の騒ぎがあったのは、時間にして約1~2分のことでした。
もし、ハタタテが、もっと以前に☆になっていたとしたら、この騒ぎもそのときに起きていたと思います。
しかし…カニが手に持っていたハタタテの体は白っぽく褪色しやや時間がたっていたようにも見えました
が……なにせ一瞬のことでしたので何ともいえません。
検証(3)
最初にハタタテを持っていたのは、間違いなく黒カニでしたが、今まで数年間見てた限りではこのカニは、
コケを食べているところしか見たことがありません。
しかし、雑食性のカニなのであれば、お腹がすいていたら犯行に及ぶ可能性もありますし、夜間に行動して
いるようですので、いままでにも前科があるかもしれません。
検証(4)
最後に、クモヒトデですが、結構肉食性は強いと思います。また動きもすばやく、全長約20cmもある長い
触手…あやしい。でもやはり生きている魚を襲う場面は、私が見た限りではありません。
しかし、休んでいる魚を捕らえることは、十分に可能なスピードとパワーがありそうです。
また、以前から死亡魚やツツウミヅタに覆いかぶさっていたりしたこともあるので…。
「身体は大人、頭脳は子供」の迷探偵、「あくあ12」には犯人探しはムリでした。
どなたか、犯人がわかる方、あるいは見解ありましたら教えてください。
容疑者1:黒カニ…………(ハラ減ったのでやった)
容疑者2:クモヒトデ……(脚で絡め取ることができたのでそのまま食べた)
容疑者3:あくあ12………(水槽の管理上問題が?)
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追伸>
前々回の「地震対策を考える」の記事が好評?だったのに気を良くした一級建築士の
TBCさんが、どうやら「本気モード」で、何か書いてくれてるよーです。
また、対地震アンケートの回答もぼちぼち増えてきたので、今年中には何かしらの
カタチでうpできそうです。
さぁ、みなさんも、TBC先生を
▼応援してくれるとうれしいです。

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